僕の世界が壊れた瞬間

渚さん、こんばんは。
僕の世界が壊れた瞬間というか、終わったと思った瞬間についてお話しします。
僕には2つ上の兄がいます。特別仲が良いわけでも悪いわけでもない、普通の兄です。
歳も近いのもあるのか、知り合いや親戚に兄弟で似てるねと昔からよく言われてきました。
ただ、僕は似ていると言われることが本当に嫌いでした。
にこやかに「似てないですよー」という心の内では「似てるわけねーだろ、ふざけんなよ、ちゃんと見ろや」くらいに思っていました。
父の若い頃に似ていると言われることに関しては、なんとも思わないのに、不思議ですね。

ある日の朝、その瞬間は来てしまいました。
いつも通り起きて、顔を洗って、鏡を見たんです。その日は何が違ったのでしょう?いつもは寝ぼけてて何も感じないのに。僕はふと思ってしまいました。

「あー、なんか兄と似てるな…」

血の気がサーッと引いていったのを今でも覚えています。あれだけ否定していた、嫌っていたことを自ら認めてしまった、僕の世界が壊れた瞬間でした。

長々と失礼しました。写真がなくてごめんなさい。
これからもずっと応援させていただきます!それでは!

かつたけ

栃木県 / 男性 2019/10/28 23:42