新谷さんこんにちは!
新谷さんは【柚の大馬鹿十八年】という言葉はご存知だろうか? 『二十四の瞳』で知られる作家、壺井栄の文学碑にも刻まれている言葉だそうです。
そこで素敵な記事を見つけたので紹介します。
「桃栗三年、柿八年」の後につづく言葉はいろいろあって、「柚は九年の花盛り」とも言い、壺井氏は、故郷の小豆島では「柚の大馬鹿十八年」と言うことを聞き、その言葉をいたく気に入ったそうです。
「9年目の花ばかりを喜びとせずに、気の長い18年を大馬鹿とののしりながら待っている人間も人間らしくおもしろければ、馬鹿といわれながらも結局は実をならせる柚もまた、おもしろいではないか」と。
一粒の種が芽を出し、大きくなって花が咲く時期はそれぞれちがう。
いわんや実においてをやである。
柚は9年経って、やっと花を咲かせる。
実をつけるのは、さらにその9年後、ゆうに18年の年月を要する。
しかし、どうだろう。
あのかぐわしい香り。
やわらかな香りの中に、ピリリとしまる高貴な芳香。
ひときわ目立つ個性をはなちながらも、脇役として食材の味を引き立たせる。
大物の風格である。
植物から学ぶことは数知れず。
はやる気持ちや焦る心がでてきたら、ふと立ち止まって見渡してほしい。
はじけんばかりに膨らんだ芽や春を知らせるあたたかい風に、幾たびもの厳しい冬を乗り越え、粛々と生き抜いてきた時を思い、愛おしさを感じることだろう。
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実際には実がなるまで18年もかからないと思うんですけど、じっくり時間をかけて素敵な実を実らせるそんな柚は新谷さんにピッタリの木ですね(^o^)
そしてその18年を迎えたこの歳、存分にその魅力と香りを放ってほしいと思います。
あらためて、18歳の誕生日おめでとうございます。
奈良県 / 男性 2021/6/25 11:38