お宝ファイルNO.70 かつて京極家や豪商が所有していたひな人形

お宝ファイルNO.70 かつて京極家や豪商が所有していたひな人形

多度津町お宝ハンター千葉むつみです

 

3月11日のボスからの指令😎📲

 

【みてみてすごいひな人形🧐‼

23年2月21日~3月26日まで

 

多度津町立資料館 で

開催されているのは

 

ひな人形展


~多度津のおひなさま~

 

資料館のお庭には
こんなかわいいおひなさまも

飾られています

西山慶祐 館長

 

に案内していただきました

館内には

江戸時代から昭和時代までの
約100点~200点
ほぼ年代順に展示されています

まず目を引くのは

 

京極家のおひなさま

5代目 京極高琢(たかてる)のもとに
嫁いで来たお姫さまが
嫁入り道具として持参した
と推測される
ひな人形

天保時代

 

のもの と考えられています

お道具一つ一つに

京極家の家紋 平四ツ目

 

が入っています
もちろん漆塗り

大きさがすごいっっ

座っている内裏雛ですが
台座からだと高さ40~50センチはあります

 

「繧繝(うんげん)べり」

という
帝が即位するなどの儀式でお座りになる
もっとも格式の高い畳のふちを再現しています

 

内裏雛の隣に飾られているのは
こちらも巨大な五人囃子
これは

 

元禄時代

のもの

写真だとわかりづらいですが
一体30~40センチあります

西山館長の言葉を借りると
一体がバスケットボールほどの大きさ

徳川吉宗により
質素倹約を命じた
奢侈禁止令が発令されて以降
ひな人形は
手のひらサイズのコンパクトなものに。
つまりこれほどの大きさは
享保よりも以前のものであると考えられるのです


今にも演奏が聞こえてきそうです


続いては

多度津七福神の一人

 

景山家のひな人形

源氏枠飾り

天井のない源氏枠の中に座っています

源氏物語をイメージして作られたものです

もちろん台座は繧繝べり

添え人形も立派 


制作は

大木平蔵のもの

 

大木平蔵は
一般人ではとてもとても
手に入れることのできない人形です
当時は天皇家や将軍家、良家にしか手に入れることのできなかった
そうです

古物商や人形の専門家たちも
目を剥く貴重品
なのだそうです


 

雛飾りも時代と共に
大きさや、お道具なども
変わってきました

 

 や

  

テレビミシンも登場

 

 

 

ひな人形展

~多度津のおひなさま~

23年2月21日~3月26日(日)

多度津町立資料館
多度津町家中1-6
0877-33-3343
月曜日休館
入館無料

駐車場は近くのシルバー人材センター
駐車場をご利用ください

 


お宝ファイルNO.70

 

かつて京極家や豪商たちが所有していた

ひな人形