リアルな言葉はいま、そしてこれからの気づきとなります

過去や現在起きている社会的、あるいは文化的事柄を音声データによりアーカイブ化し、場所や時間を超え次世代に継承。社会的、文化的発展につなげ、情報の保存・共有・活用のサイクルに繋げていくことを目的とした特別番組です。

5月22日(日)「ウ ク ラ イ ナ か ら の 避 難 者 支 援」
~獨協医科大学 国際疫学研究室・福島分室長~
5月29日(日)「社 会 心 理 学 ~ 集 団 心 理」
~東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 開沼 博 准教授~

5 月 22 日(日)のテーマは「ウクライナからの避難者支援」。東日本大震災直後から福島県に入り、放射線の測定や健康調査を行ってきた獨協医科大学 木村准教授。かつては 70 回程ウクライナに足を運び、現地住民に寄り添った調査活動を行うことで、ウクライナ人との交流を深めてきました。ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻があるなか、ウクライナからの避難民の受け入れに尽力し、ご自身も農家の離れにある別棟(福島県二本松市)へ避難民を受け入れ、生活支援を続けていらっしゃいます。それらの経緯、想いについて木村准教授にお話しを伺いました。

29 日(日)のテーマは「社会心理学~集団心理」。
社会心理学の観点から、現代社会の様々な問題について研究している東京大学 開沼准教授。周りの雰囲気に自分の心がコントロールされ、自身がそれに気がつかないことが多々あります。いつの時代もマスメディアと国民は相互作用しながら集団の心理は形成され、それは戦時下においても例外ではありません。番組では戦時における社会情勢や、昨今のSNS等の情報の中で生まれる集団心理など、社会心理学の観点から紐解いてお伝えいたします。