西荻窪の不思議なカフェでおしゃべりしているのは、
金沢からのお客様、能楽師の松田若子さんと
店主の井戸理恵子さん。
松田さんは、宝生流の能楽師。金沢能楽会の舞台にたつかたわら、
「能楽」にかかわる女性の技芸向上などを目的とした
<沢鏡会 たくきょうかい>も主宰されています。
松田さんの舞台を井戸さんが解説するなど
コラボレーションする間柄です。
<今回のポイント>
「紅葉狩」という演目には、おそろしい鬼女がでてくる。
その鬼女の名前が「もみじ」だった?!(と知る若子さん)
季節は秋、鬼たちが美しい女性の姿で宴会をしている。
そこにやってきたお侍、通り過ぎようとしたが、
罠を張っていた女性たちのターゲットになり
リーダーが女性ならではの魔力でとらえる。
「もみじ」が舞を舞うが、侍は酔っ払っているので、居眠りし、篭絡される。
だが、鬼女は最後には負けてしまう。
能は度々上演されて、そして、また侍が通りかかる・・という繰り返し。
鬼無里村(きなさむら)の鬼がもともと鬼女もみじだった?
今すぐ聴く!