音楽と言葉を電波に乗せて、東京の空へ。
それは、街の色や匂いとまざりあいながら、人々の胸に、降り注いでゆきます。
50年の間にいくつも結ばれてきた、ラジオと誰かの幸福な関係を、もう一度。
きらめく才能たちが集まった街・飯倉片町。
彼らが、日本の文化・芸術を世界に発信する夢を語り合ったのは、六本木から少しはずれた場所に店をかまえる瀟洒なイタリアンレストラン「キャンティ」。
その中のひとりとして、世界を見据えて活動してきた方が、今回の主人公。
日本を代表する作曲家・編曲家・プロデューサーの村井邦彦さんです。