日曜日の昼下がり、静かな通りに佇む一軒の店「your time」に集うお客様たち。カウンター越しには、それぞれの個性あふれる物語が聞こえてきます。パーソナリティのチャンカワイがお届けするTOKYO FMの番組「ヱビスビール presents Color Your Time」。

12月11日（日）、12月18日（日）放送回のゲストは、ストリートダンサーで振付師、そしてダンス＆ボーカルグループ「RADIO FISH」のメンバ－でもあるFISHBOYさん。自分時間「my time」にまつわる物語をひも解いていきます。

（左から）チャンカワイ、FISHBOYさん

◆日本人全員を踊らせたい

チャンカワイ：プロダンスリーグのDリーグに参戦する「サイバーエージェント レジット」のディレクターを務めていますが、現役バリバリでやっているのに、よく（ディレクターを）引き受けましたよね。

FISHBOY：僕には「日本人全員を踊らせたい」っていう野望があるんですね。人が何かをはじめるときって、世代ごとに3つの要因がありまして。子供は親と環境、大人はメリット、そして10代、20代は夢で新しいことを始めるんですね。

「あんな人になりたい」とか「ああいう音楽を作りたい」とかで何かを始めるんですよ。でも10代、20代に夢を持たせられる人って、やっぱり20代なんですよね。ちょっと上の人に夢を抱くものなんですよ。

チャンカワイ：なるほど！

FISHBOY：僕は30代後半に差し掛かっていますから、20代後半とか30代の人にしかダイレクトに夢を見させることができない。そう考えると、20代の人たちをもっと輝かせることで、10代、20代に夢を持たせることができるんですよね。

素晴らしい才能を持った20代の人たちって本当にいっぱいいるので、彼らの才能をもっともっと輝かせて、10代に夢を持ってもらえればなっていつも考えています。

（左から）チャンカワイ、FISHBOYさん

◆山の中で鈴の音色の違いを楽しむ贅沢

チャンカワイ： ここ最近で、これを観て良かったなっていうのはありますか？

FISHBOY：高野山（和歌山県）に行ったときですかね。これが本当に素晴らしかったんですね。まずは弘法大師・空海の半生を聞きながら「こんな人だったんだ」と想像を膨らませながら、山道の森の中を登っていくわけですが、一緒に登る住職さんは熊よけに鈴を身につけているんですね。

チリンチリンとかさせながら、静寂の空間の中で鈴が鳴っているのを聞きながら登って行くんです。そうしたら向かい側から別の鈴の音が聞こえてくるんですね。今度はキリンキリンみたいな違う音なんです。

ちょっとした音色の違いを楽しめる時間って、乱雑な街中ではありえない楽しみ方だなって思った経験があって。山の中で鈴の音の違いを楽しむのって本当に贅沢な時間だなって思いながら山を登っていました。

チャンカワイ：耳が研ぎ澄まされた究極の状態ですね。

FISHBOY：はい。究極でしたね。

チャンカワイ：そうしたオフがオンに繋がってくると。

FISHBOY：きっとそうですね。

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またこの番組ではヱビスビールのプレゼントをご用意しています。詳しくは番組ホームページをチェックしてください。

＜番組概要＞
番組名：「ヱビスビール presents Color Your Time」
放送日時：日曜 14:55～15:00
パーソナリティ：チャンカワイ
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/podcasts/cyt/