今回は、富岡さんのキャリアについて伺いました。
「おもろい会社だな」と思いサントリーに入社したとおっしゃる富岡さん。
大学時代はマーケティングを専攻しており、二代目社長である佐治敬三氏が著書に書かれていた「我々が製造しているのは致酔飲料ではなく、致福飲料である」という内容に触れたことで生活者とのコミュニケーションに長けている企業として強く惹かれたのだそうです。
そんな富岡さんが入社してすぐに体験することになったのが「やってみなはれ」精神の体現。最初に配属された広報部で入社後1カ月の新人である富岡さんに、地域の方々をビール工場にお迎えして行う「ファミリーフェスティバル」の企画・実行が任されます。「右も左もわからない新人に任せるなんて、なんという会社だ」と戸惑いながらも、必死に自分で動くことを学んだそうです。
広報部から業務店営業、経営企画、宣伝部などを経て2005年に立ち上がったCSR推進部ではサントリーグループの約束“水と生きる”の実践に取り組むことになった富岡さん。
「当時の佐治信忠社長に『サントリーのプリウスを考えろ』と言われ、“水と生きる”の具現化を進めていきました。」と語る冨岡さんのお話を、是非お聴きください。
1989年大学卒業後、サントリーに入社。
広報部、業務店営業、経営企画、宣伝部、CSR推進部などを経て
2021年4月よりスポーツ事業推進部長に就任
谷口雄さん
1985年東京生まれ、善福寺公園育ち。幼少時よりクラシックピアノを磯崎淳子氏に師事。
バンド「森は生きている」のメンバーとして2013年にCDデビュー。
2015年の解散後は、関取花、優河、六角精児、草彅剛など、様々なミュージシャンのライブやレコーディングにキーボーディスト・プロデューサーとして参加している。
アメリカンポップスやルーツロックへの偏愛から、ライナーノーツやディスクレビューなどの執筆も多数。
その豊富で偏執的な知識を活かし、2016年よりトークイベント「ミッドナイト・ランブル・ショー」を神保町試聴室にて毎月開催している。
ステージ上で喉を潤してくれる『サントリー天然水』や、ライブを終えたあとのご褒美にいただく『ザ・プレミアム・モルツ』…日常生活はもちろんのこと、ミュージシャンにとっても欠かせない存在である「サントリー」。コーポレートメッセージ「水と生きる」からも分かる通り、企業活動の根底には自然への思いがありました。今回は、音楽活動を通じて社会貢献に取り組むミュージシャンたちの作品を中心に、スケールの大きな楽曲をセレクトしました。
The Byrds / Mr. Tambourine Man(1965)
谷口雄さん:入社直後から「やってみなはれ」精神の洗礼を受け、ファミリーフェスティバルを担当することなった富岡さん。ロック・ミュージック史にも「やってみなはれ」エピソードは色々とありますが、ロサンゼルスの名だたるセッション・ミュージシャンの中に突然放り込まれた新人、ロジャー・マッギンが、12弦ギター史上最も有名なイントロを生み出した、まさしく「やってみなはれ」成功例のこの大名曲を。
■放送局、放送時間情報
ショートver.(5分番組)