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今週は、ニュージーランドのサマークリスマスのお話から。
「完全にサマークリスマスなんですけど、ニュージーランドでは、
アウトドアクリスマス!ピクニッククリスマス !って感じで、皆外に繰り出します。
半袖で短パンで ビーチサンダル… ニュージーランドのユニフォームですね(笑)
ニュージーランドの夏は、夜が長くて、地域によっては、夜10時まで明るいです。
そうすると、日本のようなクリスマスにはなりませんね(笑)」
四角さんは、ニュージーランドに移住され、サスティナブルな自給自足な生活をされて10年以上。
幼少期に自然豊かな土地で育ったことが原体験となり、
現在の登山や自給自足の生活につながっていったのだとか。
「1人で山を1週間~2週間歩いたり、湖をカヤックで渡って、誰もいない場所にテントを張るとか。
大学の頃からそういう活動が拡大していきました。
やっぱり、毎年同じ自然の中に入っていくと、”ここ魚が釣れなくなったなぁ” とか、
自然が壊される現場っていうのを目にして。そういうのもあって、僕の中で環境に関する活動に流れていきました。」
自然の中で過ごす中で、環境に関することを世の中に伝えられる映像ジャーナリストを目指した四角さん。
ですが就職活動をする中で内定を獲得したのは、レコード会社!
そして、音楽プロデューサーとして絢香、Superfly、平井堅など...を手掛け、
ミリオンヒットを数々生み出されました。
「大切にしたのは、とにかく削ぎ落とす、引き算をさせていく、という事です。
人間って、その人らしく無いこと強要すると、途端に輝きがなくなるんですよ。
目の前にある、この圧倒的な歌声や輝きを、メディアを通すとなかなか伝わらない部分なんです。
だから、その人らしさが出ないオファーは、受けない。
とにかく、削ぎ落として、ミニマル化、最小化していく。新著の『超ミニマル主義』と一緒です。
とんどん削り取って最後に残るのはあなた自身です。
それはどうやっても失うことがないし、無くならないので、それ以外のことは大胆に手放してください!」
四角さんが移住したのは、東日本大地震よりも前でした。
そのため、移住先のニュージーランドで被害状況を知り、落ち込んでいたとか。
さらに、出身地:大阪でおこった、阪神淡路大震災当時も、
多くの友人が被災しており、バックパックに荷物を詰め現地でボランティアに通われた経験も...
世界各国で気候変動に伴う自然災害も多く発生している今、
”楽観や悲観をするのではなく、常にベターな選択をしてほしい” と四角さん。
「僕は、悲観も楽観も避けた方がいいと思っています。
いつも言うのは、”常にベター” な選択を!
完璧、ベストな選択肢は滅多に無いので、ベターを重ねていく。
ベストを探すと、無くて落ち込んで悲観しちゃいますから。
1歩1歩ベターを重ねて、自分のマインドをコントロールしています。」
最後に、四角さんにとっての『元気の源』について伺いました。
「息子を抱きしめた瞬間が、何よりも元気の源です。
50歳にして、第一子を授かりまして、今1歳半なんですけど...
この1年半、育児にフルコミットしています。
育児のために、仕事を減らし、超時短をやってるくらいです。
息子を抱きしめると、”ハッピー”というよりも”ピースフル”です。」
新著『超ミニマル主義』にもある、スマホの中身の整理!
大量の写真を消して整理する中...
四角さんは、どうしても息子さんの写真だけはほとんど消せない!とのこと。
「景色や友達との写真は消せるんですけど...(笑)
ミニマルとシンプルは違っていて、
シンプルは、どんどん削ぎ落とした結果、特徴がなくなるというもので、
ミニマルは、同じく削ぎ落とすんですけど、結果何かを際立たせるという意味なんです。
その際立たせるというのは、何かを最小化して、大事なことを最大化するということもできます。
やらなきゃいけない事やどうでもいい事は最小化して、息子だけは最大化しています(笑)」
2週に渡り、ありがとうございました!
M. Happy Xmas (War Is Over) / John & Yoko