大友花恋さん、住吉美紀
住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜9:00~11:00)。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方々をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。
12月26日(月)のゲストは、女優の大友花恋(おおとも・かれん)さん。今回の放送では、憧れの女優・松岡茉優さんとのエピソードや、出演映画「散歩時間~その日を待ちながら~」、出演ドラマ「正しい恋の始めかた」、メイクのこだわりについて語ってくれました。
大友花恋さん
1999年生まれ、群馬県出身の大友さん。2013年にファッション雑誌「Seventeen」(集英社)のオーディション「ミスセブンティーン2013」で見事グランプリを獲得し、8年間専属モデルをつとめました。情報番組「王様のブランチ」(TBSテレビ系)では4年間レギュラーをつとめ、映画「君の膵臓をたべたい」、ドラマ「あなたの番です」、現在公開中の映画「散歩時間~その日を待ちながら~」、1月1日(日・祝)放送のテレビ朝日・TELASA恋愛ドラマシリーズ「正しい恋の始めかた」に出演。雑誌、テレビ、映画、ドラマと多岐にわたって活躍中です。
大友花恋さん
◆「Seventeen」から学んだこと
住吉:8年間専属モデルをされたのは、歴代のなかでも最長記録だとお聞きしました。
大友:そうですね。13歳~21歳まで専属モデルをさせていただきました。
住吉:大人の人格ができあがる年月ですね。どんなことを感じていましたか?
大友:部活をやっていなかったので、「Seventeen」が私にとっての青春であり、部活動でした。お仕事のこと、ファッション、メイク、人間関係などの全てを「Seventeen」で学びましたね。
住吉:地元・群馬から現場に通っていたのですか?
大友:はい。群馬から東京まで電車で片道2時間ぐらいなんですよね。おかげで朝がすごく強くなりました(笑)。行き帰りの電車のなかで学校の宿題をやったりしていましたね。
住吉:えらい!
◆憧れの松岡茉優からもらった“言葉”とは?
大友花恋さんが出演した、現在上映中の映画「散歩時間〜その日を待ちながら〜」から
住吉:雑誌モデルという仕事を経て女優を目指したきっかけは?
大友:事務所に所属したときから演技レッスンを受けていました。レッスンを通してお芝居の楽しさを知って、“女優さんにも挑戦したいな”と思いました。私は松岡茉優(まつおか・まゆ)さんがすごく好きで、茉優さんの出ている作品にご一緒させていただいた機会があったんです。間近で茉優さんの演技を見てお話をさせてもらって、あらためて「女優さんってすごいな」と感じました。
住吉:松岡さんのどういうところがお好きですか?
大友:お芝居がすごく好きです。役としてのセリフのはずなのに、茉優さんご自身の本当の感情が出ている印象をいつも受けるんです。「こういうお芝居ができるようになりたいな」と思って、いろんな作品を観ていました。
住吉:お話のなかで印象に残っている言葉はありましたか?
大友:茉優さんに「お芝居をしているときに、“ここにいていいのかな”って不安になってしまうんです」という話をしたら、「私もそうやって緊張する瞬間はあるけど、肩の力を抜いていられる場所が、あなたにとっての居場所だから。“ここにいていいのかな”と不安になる必要はないよ」と言ってくださいました。しかも、お手紙もくださったんです。
住吉:ええ~!?
大友:今も緊張したり、不安になったりしたら読み返して日々の活力にしています。
◆“演技”で大切にしていることは?
1月1日(日・祝)放送のドラマ「正しい恋の始めかた」から
住吉:1月1日(日・祝)放送の「正しい恋の始めかた」は、どんなドラマですか?
大友:原作は韓国のWebコミック作品で、日本では「LINEマンガ」で読めます。私が演じるヒロインの尾崎真心(おざき・まこ)は、計画通りに行動するのが大好きな、完璧主義の女子大生です。そのなかで、唯一計画通りに進められないのが恋愛で、本人も気にしています。
真心は、自分を変えて恋愛に挑戦するためにサークルに入るのですが、そこで憧れの先輩や自分を応援してくれる先輩に出会ったりして、「私はどうやって恋愛を始めていったらいいの!?」と、ドキドキ・キュンキュンするようなトライアングル・ラブコメです。
住吉:花恋さんにぴったりの役ですね!
大友:私も計画を立てて行動するのがすごく好きなので、真心の気持ちがわかるというか、自分に近い役柄だなと思いながら挑戦しています。
住吉:やはり共感ポイントなどを探しながら役作りをするのですか?
大友:そうですね。どんな役でもどこか自分に通ずる部分があります。それと同じくらい大事なことは、自分と違う部分を見つけることですね。違いが見えていると、けっこう演じやすかったりします。
住吉:なるほど!
◆役を通じて自分の気持ちも変化
大友花恋さんが出演した、現在上映中の映画「散歩時間〜その日を待ちながら〜」から
住吉:現在公開中の映画「散歩時間~その日を待ちながら~」でも、ヒロイン役を演じています。コロナ禍の2020年を舞台にした群像劇で、花恋さんはコロナ禍で結婚式をなかなか挙げることができないヒロイン・恵紙ゆかりを演じています。
コロナ禍という、みんなが同じ影響を受けた出来事ですから、共感するポイントもいっぱいあったのではないでしょうか。
大友:はい。コロナ禍は全員が避けられないことですし、何にどう怒っていいのかもわからず、ずっと不安でモヤモヤしている期間がありましたよね。そんななか、私が演じたゆかりは、“結婚”という人生で大きな決断があって。
作品では「未来のことはわからないからさ、とりあえずいいことが起こることにしておこう」というセリフがあって、みんながちょっとポジティブに気持ちを変換できるメッセージがたくさん込められている作品です。最初の頃のシーンは、実際にモヤモヤしながら演じていたのですが、後半に向けて「この映画を何年後かに観たときは考え方も変わるかもな」と前向きに撮影していました。
住吉:役柄を演じるうちに、自分の気持ちも同じように変わっていったんですね。素敵です。
◆役を通じてさまざまなメイクを学ぶ
住吉:役柄によって、さまざまなメイクに挑戦できる楽しさを感じているそうですね?
大友:そうなんです。役によって見た目が大きくが変わることもあるんです。映画「散歩時間~その日を待ちながら~」では、芯があるのですが、どこか自信がない女の子をイメージしています。髪の毛は黒髪のストレートヘアで、メイクはシンプルな感じです。ドラマ「正しい恋の始めかた」では、原作に近づけるために、韓国ですごく流行っている「タンバルモリ」というヘアスタイルをしています。
住吉:どういう髪型?
大友:ちょっと「聖子ちゃんカット」みたいな、毛先がくるんと内側に入っている韓国で流行っているヘアスタイルです。
住吉:へええ!
大友:メイクは血色感を重視した、ピュアな感じにしてもらいました。
住吉:それで髪をカットしたのですか? かわいいですね。
大友:今回の役に合わせて調整しました。メイクによって自分の顔が変わったり、「こういうメイクがあるんだ!」って学びになるので、自分のメイクも、いろいろ挑戦するのが楽しいです。
1月1日(日・祝)放送のドラマ「正しい恋の始めかた」から
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聴取期限 2023年1月3日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:
https://www.tfm.co.jp/bo/aky/