■作者:高橋 朋之(たかはし ともゆき)
■タイトル:「いしかわくんのくつ」
■画材・作成年など:(画材)油性マジック 2015年制作
■プロフィール
1990年生まれ 千葉市在住
1歳で自閉症と診断され、幼い頃、動物や生物などの図鑑に興味を持ち、本を見ながら、思うがままにペンで描いていました。
養護学校卒業後からまあるい広場に通所しています。
現在は、図鑑などを見ながら描くことと、花や靴やカバンなどの実物を見ながら描くことがあります。
マジックを好んで使いますが、クレヨンや筆なども使いこなしています。
まあるい広場の作業の中では、絵画の他に牛乳パックの和紙漉きのための、紙を細かくちぎる作業を行っています。
■作品について
この絵を描いたのは、施設のスタッフがユニフォームを見せて描いてみて下さいと言ったことがきっかけです。
さまざまなユニフォームを描いた後、リュックを描いたり、靴を描いたりしていました。
本当にたくさんの人の靴を描いていた中の作品で、友人の「いしかわくん」の靴を描きました。
光沢のある赤い特徴的な靴でした。
上から見たり、横から見たり、とにかくよく見ながら描きました。
最初に黒のマジックで描いてから色を塗っていて、とても力を入れて塗っているので、
途中でインクがなくなって、薄い色になっているところがあります。
<出展歴・主な展覧会>
2014年 ギャラリートモス(日本橋)「まあるい広場で生まれた絵」三人展
2015年 ビッグ・アイ アートプロジェクト 審査員賞受賞
2016年 ビッグ・アイ アートプロジェクト 入賞
2019年 ギャラリーテムズ(武蔵小金井)「線と色」二人展
グループ展多数参加
そして、高橋朋之さんの他の作品も見たい!という方、
今月 17 日から 22 日まで、東京芸術劇場 アトリエイースト・アトリエウエストで開催される
南関東・甲信ブロック合同企画展「カウンターポイント-それぞれの寄り添うかたち-」 で
展示されます。 こちらも、ぜひ、足を運んでみてください。
1/17-22 南関東・甲信ブロック合同企画展「カウンターポイント-それぞれの寄り添うかたち-」 | 南関東・甲信障害者アートサポートセンター (skk-support.com)
【まあるい広場】
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