モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。12月は3週にわたって、「ワンモ・ワーケーション」のコーナーをお届けします。「ワーケーション」の経験者などにお話を伺い、その魅力に迫っていきます。
12月28日(水)の放送では、「神奈川ワーケーションNavi」の編集長で、日本ワーケーション協会公認ワーケーションコンシェルジュの福田和博(ふくだ・かずひろ)さんがゲストに登場。神奈川県のおすすめワーケーションスポットや、ワーケーションのメリットについてお話を聞きました。

(左から)吉田明世、福田和博さん、ユージ
「ワーク=仕事」と「バケーション=休暇」を組み合わせた造語の「ワーケーション」。観光地や帰省先など、休暇のために訪れた土地でリモートワークをおこなうことを指します。
ワーケーションを取り入れることによって、働き手は仕事後に観光をしてリフレッシュできたり、働き方の選択肢が広がったりとメリットがたくさん。企業にとっても、社員の非日常体験からイノベーションが生まれることが期待でき、ワーケーションは新しい働き方として注目されています。
◆冬の神奈川、おすすめワーケーションスポットは?
福田さんによると、神奈川県は東京からも近くて交通の便もよいワーケーション先が多いので、気軽に非日常感を味わいつつ宿泊・日帰りで楽しめるのが特徴なのだそう。
おすすめのスポットについて聞くと、福田さんは「観光地の箱根や鎌倉、湘南エリアが人気ですね」と回答。他にも、小田原や逗子・葉山などは地元の事業者と共同で盛り上げているエリアも増えているのだとか。「意外に思われるかもしれませんが、横浜のど真ん中である関内やみなとみらいでは都市型のワーケーションも動き始めています」と福田さん。
ユージから「冬時期はどんなワーケーションがおすすめですか?」と質問されると、「寒い時期はお風呂に入りながらリフレッシュしていただきたいので、箱根や湯河原の温泉宿に滞在しながらのワーケーションがおすすめです」と回答。泊まりでのワーケーションがなかなか難しいという人には、横浜や厚木にコワーキングスペースが併設されている温浴施設があるそうで、サウナで整いながらの“日帰りワーケーション”をおすすめしました。
◆働き手、地域の双方にメリットが!
「お仕事をしっかりこなしつつ、仕事を終えてすぐに海にサーフィンに行けたり、おいしいものをいただけたり、地元の地域の人たちとの交流を楽しめることがワーケーションの最大の魅力だと思います」と福田さん。ウェルビーイングの観点からも「ワーケーションはこれからの働き方や暮らし方の選択肢の1つとして当たり前になっていってほしい」と、期待を寄せていました。
ワーケーションの普及は労働者側だけでなく、観光地や宿泊施設側にもメリットがあります。その1つが平日の来訪者の増加。インバウンド観光客が戻りつつあるとはいえ、以前の水準には達していない観光地・宿泊施設にとって、ワーケーション客はありがたいお客さんとなります。
またテレワークの普及に伴い、移住を考える人が増加したことに触れて、福田さんは「労働者はワーケーションでお試し移住ができますし、受け入れる地域側にとっても貴重な出会いの機会となります」と双方の利点にも言及します。
最後に福田さんは、日本でワーケーションが普及していくために「まずはたくさんの人が、ご自身でワーケーションを体験してみることが大切」だと話します。例えば、リモートワークができない職種の人でも、休日を使って副業やボランティア活動ができる旅をしてみるなど、「ワーク」というものを柔軟に捉えてみると、これまでの観光旅行とは違う体験や出会いがあるかもしれないとアドバイス。
「ワーケーションを通じて、ご自身や家族のウェルビーイングを目指して、まずはご近所ワーケーションからチャレンジされてみてはいかがでしょうか?」とリスナーに呼びかけました。
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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/one/