第380回 ナオト・インティライミさん②

ゲストは先週に引き続き、シンガーソングライターのナオト・インティライミさん。

https://www.nananaoto.com
https://twitter.com/naotointiraymi

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とても明るい声でご挨拶くださるナオトさんは、三重県生まれ、千葉県育ち。
幼少期は、自然の中で元気に遊び、虫が大好きな少年だったそう。

「3つ上の兄貴がいるから、ついて回って近所のお兄ちゃんたちに

 ケイドロ、色鬼、氷鬼、サッカー、野球…中3まで外にずっといましたね。

 幼稚園のころから、小学6年のお兄ちゃんとやってたんだから

 ブラジルみたいな、ストリートサッカーみたいな。そこから夢がサッカー選手になって、

 柏レイソルのユースのセレクションも受けました」 


サッカー少年だったナオトさんですが、音楽を好きになったきっかけは

男性アイドルグループ ”光GENJI”でした。J-POPを聴きあさる生活を送り、

初めて作曲をしたのは、柏レイソルのユースで練習をしていた、中学2年だったとか。
その後、高校1年の春に、将来は音楽を…と決心されたそうです。

「高校3年間はサッカーしつつ、高校3年の終わりからストリートライブに出て

 千葉県柏駅でずっとストリートライブしてました。

 電波少年でブレイクする前の、サムシングエルスが大先輩の柏駅で。
 そこから、ライブハウス出るようになって、最初のデビューはダメ…引きこもる。」

 
そんな中、”いつかワールドツアーをしたい”という思いから、世界一周の旅を計画。

1年半ほどの期間をかけ、バックパックで 28カ国!

世界中の音楽を体感し吸収、253曲も出来上がったとか!

「帰ってきてから、二度目のデビュー…それもダメ。

 また野良犬時代を経て、ミスチルのコーラスギターになって、

 2年後に、今の3度目のデビューがありました。

 だから、作曲を始めた14歳から、17年くらいは潜伏してましたね(笑)」

デビュー後も様々な国に足を運び、訪問した国は、現在までに70カ国以上。
そんなナオトさんだからこそ、

1枚のアルバムの中でも、様々なジャンルの楽曲が楽しめるかもしれません。


さらに、ナオトさんは、東北・北関東・熊本など、

様々な被災地に、継続的に足を運ばれています。

東日本大地震当時は、泥かき・漁業支援などのために、

石巻や陸前高田に、発災1ヶ月後から10年近く通われていました。
同様に、熊本地震や西日本豪雨でも被災地を継続的に通われていました。

「世界中を旅していると、日本の新幹線や飛行機で数時間はご近所さんなんです。

 そのご近所さんが、苦しい思いをされている…

 しかも、たまたまそこで起こっただけで、いつ自分に降りかかってもおかしくない。

 そういう思いから、すぐに足を運んでいます。継続的に通っていると、

 こんなにも、心が繋がった故郷って増えるんだなって感じています。

 石巻や熊本など、久しぶりに行くと『おかえり!』て言って頂けて。

 僕も『ただいま!』って気持ちになります。

 ただ、災害って、今でも終わってないんです。

 過去のものではないので、次世代にも繋げていきたいです。」



最後に、ナオト・インティライミさんの『元気の源』を伺いました。

「『人』ですね。『人』でしかないです。

 この間も、6年ぶりのアリーナ公演を2DAYSやらせて頂きましたけど

 あのステージに立って、花道を歩くと、会場中のエネルギーが集まって

 ”なんでも出来る” って思って、それを皆さんと共有したい、と思えます。」


2023年は、1月から6月までの6ヶ月連続で、新曲が配信。

7月からは、アツーーーい、ツアーがスタート!
詳細は、公式webサイトをご覧ください。


今年も楽しみが詰まった1年になりそうです!
2週間にわたり、ありがとうございました。


M.  何度だってLalala  /  ナオト・インティライミ