山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜～木曜13:00～14:55）。1月11日（水）の放送では、元祖筋トレYouTuberでフィジーカーのKanekin（カネキン）さんを迎え、お送りしました。

（左から）パーソナリティの山崎怜奈、Kanekin さん

YouTube公式チャンネルの登録者43万人、総再生回数1億3,000万回を誇る（※番組放送時）YouTubeチャンネル「Kanekin Fitness」を運営するKanekinさん。以前はバンドマン、セッションギタリストとして活躍。そのときにトレーニングにハマり、「一時はステージに上がる直前まで腕立てや懸垂とかしていて、仲間内ではマッチョキャラみたいになっていた（笑）」と当時を振り返ります。そして、バンドの解散が決まったその翌日に、YouTubeチャンネルを立ち上げたそう。

Kanekinさんの動画は、毎回“Work hard, see results!（努力は必ず報われる）”で締め括られており、筋トレはその最たるものと言います。そして、「やっぱり、鍛えられた体はお金では買えない。努力を積み重ねないと得られないものなのでわかりやすい、性格も出やすい」とも。

YouTuberとしての活動以外にもオンラインのアパレルショップやジムの経営など実業家としても活躍し、多忙な日々を送るKanekinさんに、れなちからは「どういうときにトレーニングをしているの？」との質問が。

これにKanekinさんは「筋トレを優先順位のどの位置に持っていくかで決めたらいい」と返答。例えば、仕事優先であれば仕事を頑張り、「筋トレはできるときにやればいい」とKanekinさん。そして、リスナーからの「筋トレに適した時間、逆に避けたい時間はあるの？」という質問に対しても「全然トレーニングしないよりは、できるときにやればいい」とアドバイス。

そのほか、リスナーからの「どうしてもジムに行く気が起きない日がある。そんな日はどうすればいい？」との質問に対し、Kanekinさんは「競技者でなく、一般の方であれば、まず目標を設定すること。目標を決めたほうが続けやすい。そして、続けていくとそれが習慣づけられる、その積み重ね」と持論を展開。

そして、その目標に関しても「個人的にはとてつもなく高いところ、一生辿り着けないようなところに設定したほうがいい」と言います。それに向けて小さな目標を作り、成功させていく、その習慣づけが大事だとKanekinさん。そして、もし大きな目標に辿り着いた場合には、また新たな目標を立ててそこに向かっていくという「サイクルが大事」と力を込めます。

そんなKanekinさんの2022年は、世界最高峰のボディビル大会「Mr.Olympia（ミスター・オリンピア）」への出場や、年末には著書「食事は人生を変える 自分史上最高のカラダになるためのフードハック術」（KADOKAWA）を発売し、Amazonでベストセラー1位を記録しました。

この本のなかで強調しているのが、“遠回りこそ一番の近道”ということ。例えば、ダイエットに関して多くの情報が氾濫している昨今、あまりの量のために選択肢が増えるはずが逆に狭くなり、完璧なものを求めようとしても困難に。

そこでKanekinさんは著書のなかで、基礎的な知識を身につけ、優先順位を定め、しっかりとステップを踏んでいく、そうした地味な作業が実は一番の近道だと説いており「教科書を本にしたような感じ」と主張します。

さらに「この本はすべての人が自分の究極体を作るということがテーマで、スタート地点がどこであれ、ベストな自分を作っていくことが成功であり成長」と力説します。

Kanekinさんの深い話をたっぷりと聞き、「私もこの本を読んで、今年1年間努力して、健康的に生きていきたいと思いました！」とすっかり感化されるれなちでした。

＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月～木曜 13:00～14:55
パーソナリティ：山崎怜奈
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/darehana/