お店ラジオ supported by スマレジ|店舗経営者の顔も持つ、タレントで歌手のはるな愛さん。飲食はエンタメ！“エアあやや”誕生秘話|AuDee（オーディー）

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2023/1/29店舗経営者の顔も持つ、タレントで歌手のはるな愛さん。飲食はエンタメ！“エアあやや”誕生秘話

『お店ラジオ』にようこそ！
パーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。
ゲストは、株式会社祐貴那の代表取締役社長であり、タレントで歌手のはるな愛さんでした。

開口一番「心意気は大西賢治でやってます（笑）」と、はるな愛さん。
明るくまっすぐなお人柄が、番組スタートから爆発！終始笑いの絶えない放送となりました。
そんなはるな愛さんですが、会社にいるときは素っぴんで、本気で経営に携わっていると言います。今や芸能人がお店をオープンすることは珍しくありませんが、はるな愛さんが開店を決意したのは、知名度が高まってからではなく、むしろ逆。芸能界で仕事がなく、“生きるため”の手段でした。
「東京にはスカウトで出てきたけれど、芸能界の仕事はなかなか上手くいかず、もうどうしようと思っていた時、家の近所の池尻の不動産屋さんで居抜きの物件を見つけて。『ANGEL NEST』というBarを1店舗目にやり始めたのが最初ですね」。

はるな愛さんが飲食店のオープンを思いついたのは、ご両親がお好み焼き屋さんや総菜屋さんをやっていて、それまでご自身も夜のショービジネスの世界で働くなど、つねにサービス業が身近にあったからだったそうです。

最初にオープンしたBarは、7席だけのカウンターしかない小さなお店。
「女の子としてゼロからスタートしたかった」というはるな愛さんは、ニューハーフであることを隠して接客していましたが、当初はうまくいかなかったと言います。
「お客さんが誰も来なくて、売上がなくて生活できないし、どうしようと思っていました。で、私の強みってなんやろ？って考えて、やっぱり私が自分で認めたくないコンプレックスのニューハーフであることが、一番早くお客さんに来てもらえることなんだと思って」。
以降、素の自分をさらけ出し、たまに男性の声を出してみたり、マシンガントークをしたり、カウンターの中を舞台に見立ててショータイムを行ったりしたそうです。すると、「色々やっているうちに、『めっちゃ面白いやん！』と、一人また一人とお客さんが増えて、歯車が回り出したんです」とのこと。

しかし…。
しゃべって、歌って、順調に進んでいたある日、突然声が出なくなってしまいます。
病院に行くと、「半年間しゃべってはいけない」と言われたそうで、お店では“筆談”でやりとりするしかありませんでした。当然、客足が遠のいて、またもや困ることに。
どうやってお客さまを楽しませようか？そこで、はるな愛さんが考えたのがコチラです。
「大好きな松浦亜弥ちゃんのMCを覚えていたんで、そこにあったおもちゃのマイクで口パクをやったんですよ」。
ご存知、はるな愛さんがブレークするきっかけとなった芸「エアあやや」が誕生した瞬間でした。
「エアあやや」はお客さまにウケて、そのうち芸能人のお客さまも増えていったと言います。
ほかにも、会社や家庭のグチばかり話すお客さまがいて、それでお店の雰囲気が暗くなって困っていたときに生まれたギャグが、「言うよねー！」です。
「愚痴るよねぇ～！言うよねぇ～！って言ったら、そのお客さんも、みんな笑ってくれたんです。あ、これだ！と思って、そこからずっと言うようになりました」。
お店でやっていたことが、芸能界で活きているんですね！はるな愛さんの原点は、お店だと言っても過言ではないかもしれません。
「飲食ってエンタメで、全部そこが（芸能界に）活きている。逆に、テレビのロケに行くでしょ、変わったお野菜のところに行ったら、そこで仕入れを始めるんですよ（笑）だから常に無駄がない」とのこと。
店舗経営と芸能界、相互に活かし合っていると語ってくれました。
コロナ禍以降は、テイクアイト専門店もオープンしたということなので、来週はそのあたりも詳しく伺っていきます。お楽しみに！

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