“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMのラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。2月4日(土)の放送は、日本アセアンセンターの宮内智子さんにお越しいただき、ASEAN(東南アジア諸国連合)について伺いました。
宮内智子さん
佐原:宮内さん、よろしくお願いします。
宮内:よろしくお願いします。
佐原:まずは基本から、ASEANとはどのような機関でしょうか?
宮内:ASEANとはAssociation of Southeast Asian Nationsの略称で、1967年に設立された東南アジア地域の国々が加盟する地域共同体です。現在の加盟国は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10ヵ国です。
佐原:ASEANと日本との関係を教えてください。
宮内:日本とASEANの協力関係は1973年に始まり、今年2023年は日本ASEAN友好協力50周年を迎えます。
佐原:設立の目的に「経済成長」とありましたが、ASEANはどのくらい成長してきているのでしょうか?
宮内:設立当時は5ヵ国で230億ドルだったGDP(国内総生産)は、今や10ヵ国で約3兆ドルと100倍以上も増加しています。そのため、ASEANは“世界の成長センター”とも呼ばれています。現在の人口は、ASEAN全体で6億5千万人を超えており、なかでもZ世代が多く、デジタルを活用したスタートアップ企業がたくさん生まれています。また、ASEAN 5ヵ国間でQRコードを用いて取引が可能になるなど、金融面でのデジタル化も進化しています。
佐原:加盟国のなかには、旅行先として人気のある国も多いですよね?
宮内:はい、ASEAN全体で世界遺産が現在42箇所もあり、豊かな自然や美しい文化遺産もあるので、旅行先としての魅力も大きいですね。ほかにも、最新の設備を整えた大型ゴルフ場も続々とオープンしています。
佐原:ゴルフ好きの私としては、とても興味があります。
宮内:ここでは全部紹介しきれないほど、魅力がたくさんあります。ASEANは若い人口が多く、経済成長も著しい、日本にとってもかけがえのないビジネスパートナーです。ぜひ、今後ともご注目ください!
佐原:今年は、日本ASEAN友好協力50周年を記念するさまざまなイベントが計画されているそうです。宮内さん、ありがとうございました。
宮内:ありがとうございました。
日本アセアンセンターでは、ASEANの若者の交流にも注力している(日本政府によるJENESYSとの合同プログラムを開催)
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聴取期限 2023年2月12日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25~7:30
番組サイト:
https://audee.jp/program/show/58664