声優界随一のサイクリスト・野島裕史がパーソナリティをつとめ、自転車をテーマにお届けするTOKYO FMのラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。2月5日(日)の放送は、「富士の国やまなし 第19回Mt.富士ヒルクライム」特集と題して、同大会の企画協力をおこなっているスポーツ自転車専門のWebメディア「FUNRiDE(ファンライド)」のスタッフ兼サイクルジャーナリスト・山本健一さんをゲストに迎えてお届けしました。
山本健一さん、野島裕史
◆初心者にもやさしい「Mt.富士ヒルクライム」とは?
野島:6月4日(日)に開催されることが決定した「富士の国やまなし 第19回Mt.富士ヒルクライム」(以下、富士ヒルクライム)。どんな大会なのか、ご存知ない方もいるかもしれませんので、簡単に紹介をお願いします。
山本:富士山有料道路 富士スバルラインを走るヒルクライムレースで、全長およそ24km、標高差1,270m、勾配は平均5.2%、最大7.8%と距離は長いのですが、比較的勾配はゆるやかなので、ヒルクライムレースの初心者にもやさしいコースとなっています。
野島:ヒルクライムレースと聞くと、ハードルが高いイメージがありますが、完走率が高いんですよね?
山本:98%前後ですね。
野島:僕はこの番組をやる前から個人的に出走していたぐらい大好きなヒルクライムレースです。初心者の方でも完走できると思いますので、ぜひ参加申し込みしていただければと思います(エントリー受付期間:2月10日(金)20:00~3月31日(金)23:59まで)。
「富士ヒルクライム」
◆「富士ヒルクライム」注目トピックス!
野島:そんな「富士ヒルクライム」の注目トピックスを伺っていきたいと思います。
山本:1つ目は「1歳刻みランキング」です。これは男女1歳ごとのランキングを、大会終了後に公式サイトで公表するというものです。
野島:1歳刻み!? 今までは20代、30代、40代……といった感じでしたよね。
山本:はい、そうした年代での分け方をしていたのですが、今回は1歳刻みでもできるんじゃないかということで、(新たな顕彰制度を)やることにしました。
野島:それは面白いですね。同い年の人が何人ぐらい出ているのかも気になりますし、同い年のなかでは、どのぐらいの順位なのかも気になりますし、とても楽しみです。
山本:2つ目は、エントリー時に目標タイムを設定いただいて、目標タイムを達成された方を表彰しましょうと。
野島:僕の場合だと(目標タイム)90分ということですね。
山本:目標タイムに向けて取り組んでいきましょう、という気持ちを込めて「目標タイム更新者発表」を取り入れることにしました。
そして3つ目は「初出場ランキング」を作りました。これは今大会に初めて参加される方だけを対象としたランキングです。
野島:いろいろなタイプのランキングができるということですね。
山本:上位の方だけではなくて、いろいろな方が楽しめるように、“(参加者)全員が主役です”というイメージで顕彰制度を作っています。
野島:続いてのトピックスは?
山本:今回も大会前日の6月3日(土)に「サイクルEXPO」を開催します。こちらは、会場となる「富士北麓(ふじほくろく)公園」の陸上競技場でおこなうのですが、大勢の出展者に出ていただけて、メーカーさんが全力でおもてなしをしてくれますので、すごく盛り上がるんです。今回、豪華賞品の抽選会が3年ぶりに復活します。
野島:そして、うどんも!?
山本:下山後、会場で「吉田のうどん」をお召し上がりいただけます。これも今回復活します。
野島:これがまたおいしいんですよね!
山本:ライド後に温まりますよね。
野島:ただでさえおいしいのに、レース後の冷えた体への染み渡り方と言ったら……普段の10倍、100倍はおいしく感じるという(笑)。吉田うどんの復活も楽しみですし、うれしいです! さらに、「富士ヒルクライム」の公式ジャージや公式Tシャツの予約販売もされるそうですね。
山本:今回の公式Tシャツは、かなり気合の入ったデザインになっています。最近、話題の「rinne(リンネ)」さん(※)というイラストレーターをご存知ですか?
(※「rinne(リンネ)」……イラストレーター・大野哲郎さんのプロジェクト)
野島:はい。
山本:今回、彼(大野哲郎さん)にデザインをお願いし、コラボレーションしました。イラストは、(自転車を楽しむ“おしゃれでヒッピーなヒゲのおじさん”)「アンクル・リンネ」が富士山に向かって走っているシーンで、すごくかっこいいデザインになっています。
野島:買います(笑)。
山本:こちらはエントリーの際に予約できますので、ぜひ手に入れていただければと思います。
野島:みなさんもぜひ
「Mt.富士ヒルクライム」の公式サイトをご覧ください。
「富士ヒルクライム」の公式Tシャツ
◆オンラインのワークアウトイベントも!
野島:そして今年も「富士ヒルクライム」のグループワークアウト「Mt.富士ヒルクライム道場」も開催されるそうですね。
山本:はい、今回も「Zwift(ズイフト)」(バーチャルサイクリングアプリ)をプラットフォームにしてオンライントレーニングをおこないます。
野島:これはやっておいたほうが良いですか?
山本:段階を踏んでトレーニングメニューを組み立てられるので、「今どういうことをやったらいいのか」などもすごくわかりやすいと思います。
野島:特に初めて走る方は、1回シミュレーションできますよね。
山本:こちらは3月初めから大会に向けて段階を踏んだトレーニングメニューを展開していくので、いつから練習しようかと悩んでいる方にもすごく良いかなと思います。2月中旬ぐらいに特設ページを公開します。
野島:「Mt.富士ヒルクライム道場」で検索して、ぜひチェックしてみてください。本番まであと約4ヵ月ということで、僕は(昨年の大会は体調不良により欠場したので)ブランクがありますが、それを踏まえつつ、今年は(目標タイム)90分切りを達成したいと思っています。
次回2月12日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「第8回 飲める自転車パーツ」をお届けします。お楽しみに!
<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国23局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜 朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「AuDee(オーディー)」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:
http://www.jfn.jp/toj