2023.02.08~ ゲスト:松村邦洋さん②

第437回 ゲストは先週に引き続き、松村邦洋さん。

https://twitter.com/bawbawofficial

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松村さんの著書の第二弾、
今度は「どうする家康」を語る』(プレジデント社)が発売中。
今週は、その書籍の後半にもある、”徳川四天王” について伺いました。

”徳川四天王”とは、徳川家康の側近として仕え
江戸幕府の樹立に功績を立てたとされる、
大森南朋さん演じる 酒井忠次
山田裕貴さん演じる 本多忠勝
杉野遥亮さん演じる 榊原康政
板垣李光人さん演じる 井伊直政 の4人のことです。

松村「タレントさんってマネージャーさんが静かに乗せてくれる時がいいこともあるんでしょうけど
   4人うるさいマネージャーがいるっていうのは、家康いい環境ではありますよね。

   本多忠勝みたいに、逃げようとしたら海辺で、”お前なんか主君と思った事ないバカヤロウ!"って。

   家の中にジャイアンがいるような…これは苦労するんですよ?細かい事言う人ばっかりで。
   1人になった時に、どうする?どうする?と悩みながらやっていく。
   こういう家臣が揃ってるのは、家康だけです。信長でこんな事言ったら、すぐ打首です(笑)」

杏子「あ、そっか!信長は聞かない人か。」


松村「秀吉も、弟の秀長が言う時までは、周りの言う事を聞いて頑張ってましたけど

   弟が死んでからは、周りがイエスマンになっちゃって、家が滅びました。

   家康は、最後まで家臣の言う事をよく聞きます。そういう人は最後までいいものを作って終わりますよね。」


初回放送から出演し、松重豊さんが演じる 古くからの家臣である 石川数正は、
途中で秀吉にヘッドハンティングされ、”徳川四天王”にはなりませんでした。

松村「徳川を守るために、出向です。半沢直樹なみの、出向です。
   裏切りではないんです!出向です!」

松室「信長にヘッドハンティングされるほど、優秀だったってことですね。」

松村「優秀だから、これが1番困るんです。
   徳川のことを思ってた、すべてのアイディアの頭脳が出ていかれるので
   もう1回優秀な人を探さないと。そんな中で、松山ケンイチさん演じる本多正信が出てきます。」

杏子「その人の意見も、家康は聞いていったんですか?」

松村「家康は、みんなの意見を聞きます。”我以外みんな師匠”なんです。
   タレントだって、だんだん売れてくると、マネージャーの言うこと聞かないじゃないですか。
   でも、家康は最後まで、周りの言うことを聞きます。それが家康です。」

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”徳川四天王” だけではなく、イッセー尾形さん演じる 鳥居忠吉も注目!

松村「あの言葉を聞き取れて、返している家康は、
だんだんと家臣のいうことを聞いてるな、と。
   今は揉めたり、この前の”岡崎には帰りとうない”は問題発言ですから、
松潤も反省して欲しいですよ!?」

杏子「松本潤さんご本人ではないですから(笑)」

松室「やっぱり、こうやってお話聞くと、
ドラマを見ないと、って思いますね。」

松村さんの著書『今度は「どうする家康」を語る』だけでなく、
Youtube でもアップされている、『大河ドラマをモノマネ解説します』も
大河ドラマを楽しむ解説盛りだくさんです!ぜひご覧ください。

▼松村邦洋のタメにならないチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC7D0IpXFVYkW0umjn7YjpQg


2週にわたり、楽しい解説、ありがとうございました!


M1.  ただそれだけのうた浜端ヨウヘイ

M2.   愛だけは間違いないからね  /  松室政哉