モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。2月14日(火)の放送は「売れ残りバレンタインチョコレートのフードロス」に関するニュースを取り上げました。
※写真はイメージです
吉田:2月14日のバレンタインデー後、売れ残ったチョコレートが廃棄されてしまう「フードロス」が課題となっています。
ユージ:確かに、これは避けては通れない問題ですね。
吉田:日本のチョコレート市場は、年間で5,000億円以上。そのうちバレンタイン市場は1,000億円以上と言われています。5分の1がバレンタインで売れるわけなんです。チョコレートの1世帯あたりの支出は年間で平均500円ぐらいですが、2月は平均1,400円ぐらい。2月だけで3倍ぐらいは買っているという計算になります。
ユージ:バレンタイン市場って思った以上にすごいね! メーカーとかデパ地下とかがバレンタイン特集するのも納得。
吉田:そうですよね。当然、メーカーや小売店によるバレンタイン商戦は熱を帯びます。売り逃さないように商品が山積みされますが、バレンタイン当日を過ぎて売れ残ったものが処分されてしまうのが現状のようです。
ユージ:バレンタインみたいにシーズンごとに売れる商品って結構あると思うけど、時期が過ぎると売れなかったりすることもあるので、必然的にフードロスは発生してしまうんですよね。この問題はバレンタインに限ったことではなく、クリスマスとか恵方巻とかにも当てはまるんじゃないかなと思います。
吉田:食品ロスを削減するフードシェアリングサービスを展開している「TABETE(タベテ)」が「バレンタインにおける食品ロス」のインタビューを実施したところ、飲食店・小売店での勤務経験のある人のうち27%が「バレンタイン関連商品が廃棄になってしまった経験がある」と回答。具体的に廃棄になったものとして一番多かったのが、「消費期限が過ぎてしまったケーキ・生菓子」。次に、「パッケージがバレンタイン仕様のため継続販売できない」という理由で「チョコ」でした。
ユージ:仕方ないなと思う反面、捨てるのはやっぱりもったいないよね。
吉田:そんなフードロスの問題に、こんな取り組みをしているところがあります。兵庫県西宮にある洋食とワインのお店「土筆苑~TSUKUSHIEN~」は2月9日(木)~28日(火)まで、「チョコっとハンバーグ」という期間限定企画を実施しています。これは「土筆苑」の店内飲食、あるいはテイクアウトをご利用の方が“未開封の市販チョコレート”を持参すると、特製デミグラスハンバーグ(冷凍)と交換してもらえる企画です(※複数のチョコレートを持参しても、交換できるハンバーグは最大1つ)。しかも、持ち込まれたチョコレートは、飲食店が中心となって運営する子ども食堂「フードリボンプロジェクト」に寄付されるそうです。
ユージ:これは思い切った企画だね! こういうアイデア、調べるといろんなところで実施していると思いますので、みなさんも調べてみてはいかがでしょうか?
パーソナリティのユージ、吉田明世
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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/one/