モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。2月13日(月)の放送は、「朝食と幸せ度」に関するニュースを取り上げました。
※写真はイメージです
◆「朝食頻度」と「幸せ度」は比例する!?
吉田:ユージさん、今日は朝食を取っていましたね。
ユージ:赤飯とプロテインゼリーを食べました。
吉田:いいですね! 実は朝ごはんを毎日食べている方は、「幸せ度」や「生活満足度」が高いという調査結果があるんです。
ユージ:そうなんだ!
吉田:東北大学 加齢医学研究所 スマート・エイジング国際共同研究センターが2010年におこなった調査によると、「毎日朝食を取る人」は、「週2日以下しか朝食を取らない人」と比べて「幸福を感じる度合い」が9ポイントほど高かったそうです。
ユージ:結構高いね。そんなに差が出るの?
吉田:この調査は2010年のものなので10年以上経過していますし、コロナもあったのでいろいろと価値観に変化が表れていることが考えられますよね。そこで、牛丼チェーン「吉野家」と、東北大学100%出資のコンサルティング会社「東北大学ナレッジキャスト」、および「東北大学」と「日立ハイテク」による脳科学カンパニー「株式会社NeU(ニュー)」は、共同で20代~60代の働く人1,000人を対象に「朝食習慣と幸せ度・ライフスタイルに関する調査」をおこない、その結果を先日公表しました。
ユージ:吉野家さんは、僕も大好きな朝限定の定食メニューもありますからね! それで朝食関連の調査に乗り出したということでしょうね。
吉田:最新の調査結果は、2010年のときと変わらず、「朝食頻度が高い」ほど「幸せ度が高く」、「幸せ度が高い」ほど「生活面でポジティブな意識が強い」という傾向が明らかとなりました。調査チームでは、(2010年の調査から)連続で同じような結果が出たということで、「朝食習慣と幸福度の関連は普遍性が高い」と結論付けています。
◆「スマホの普及」が「朝食頻度の低下」に関係!?
吉田:そして今回、年代別に詳しく調査したところ「20代男性」の幸せ度が最も低いことがわかりました。当然のことながら20代の男性は、朝食頻度が低かったそうです。
ユージ:そうなんだ! 調査結果によると、20代の男性はスマホを長時間使用する人の割合が多いため、睡眠時間の減少や、不規則な生活リズムを引き起こして、結果として朝食頻度の低下につながっているということです。
◆「幸せ度」の基準…この10年で変化?
吉田:この調査では、幸せ度を判断するときに何を重視するか、この10年で基準に変化が表れてきたこともわかっています。
たとえば、「幸せを感じるときは?」との質問に、「仕事がうまくいったとき」を挙げた人が、2010年調査よりも大幅に減少。首位に「食事をしているとき」が躍り出ました。
さらに2010年調査で回答率上位だった「専門的なスキルを身につけたい」「やりたくない仕事でも我慢してやる」が大幅に減少した一方、「会社関係の人間とは、仕事以上の付き合いをしたくない」が大幅に増加したそうです。
ユージ:「幸せを感じるシーン」が職場ではなく、家族や友人と過ごすプライベートタイムへと価値観が移っているということなんですよね。職場でも幸せを感じることはありますが、最近の傾向としてはプライベートなのかな?
いずれにしても朝食習慣は、幸せ度を高めるためにやはり大切だと思います。僕は朝ごはんを食べないと1日テンションが上がらないので朝から爆食いです! だから“ハッピー男”なのかもしれない(笑)。「普段からあまり朝食をとってないな……」という方は、無理のないところで良いんですけど、少し朝食を取るように心がけてみてはいかがでしょうか?
ユージ、吉田明世
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聴取期限 2023年2月21日(火) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/one/