プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」（毎週土曜 7:00～7:25）。2月11日（土・祝）の放送は、前回に引き続き、ケツメイシのRYOJIさんをゲストに迎え、お届けしました。

RYOJIさん（右）とパーソナリティの丸山茂樹

◆RYOJI が思う、ケツメイシの名曲とは？

丸山：（音楽チャートで）1番になったからといって名作というわけじゃないじゃないですか。長年活動されてきて、RYOJIさん的に、ケツメイシの楽曲のなかで名作というとどの曲なんですか？ その曲を知りたくて。

RYOJI：そうですね……僕的には、「さくら」（2005年）までのビジョンは見えていたんですよね。当時、他がいないジャンルだったこともあって、“いけるぞ”という感じはありながら、「さくら」までのビジョンは考えていたんですけど、やっぱり人間はアホなもので、それ以降のビジョンをまったく考えていなくて（苦笑）。

丸山：（笑）。

RYOJI：「さくら」が大ヒットして、遠い親戚や忘れていた友達から連絡がくるようになり、その後、途方に暮れて作った「旅人（読み：たびうど）」（2006年）という曲は意外と面白い曲だと思います。

丸山：「旅人」？

RYOJI：「さくら」の次の（シングル）曲です。

丸山：へぇ～。

RYOJI：丘に立って風に吹かれるという、完全に途方に暮れている歌なんですけど（笑）。

丸山：僕、この時期はちょうどアメリカにいたので、意外と当時の曲はわからないんですよ。苦しい生活だったんです。今みたいに情報もなくて、地方に行ったらまずタウンページみたいなものを開いて日本食レストランを探して、地図を広げて、マネージャーたちが一所懸命に道を調べて。

RYOJI：今ほど日本食レストランも充実していないですもんね。

丸山：90年代後半に流行っていた曲とか（よく聴く）CDなどは持って行っていたんですけど、意外とこの時期は音楽に疎くて。（ケツメイシの）代表作はほとんど聴いたことはあるし、いつ聴いても「さくら」は名曲だなと思います。（カラオケなどでも）必ず盛り上がりますもんね。

RYOJI：ありがたいですね。季節になると……。

丸山：（春になると）100％かかるじゃないですか。なかでも「さくら」の次に出た曲（「旅人」）がすごいんですね。

RYOJI：そんなにヒットはしなかったんですけど（苦笑）。メンバーのなかでは、思い入れのある曲なんじゃないかなと。

丸山：ミュージシャンになりたいと思ったのは、いつ頃なんですか？

RYOJI：中学のときにギターに興味を持って、高校で地元の友達とバンドを組んだんです。

丸山：楽器はできるんですか？

RYOJI：ある程度は。

丸山：ゴルフが上手い人って器用だもんな～。

RYOJI：その友達たちとの延長で、「地元の先輩が、ターンテーブルというのを買ったらしいぞ」という話になって、遊びに行ったら衝撃を受けて、これからはラップだと。

丸山：日本語をラップにするのってめちゃくちゃ難しくないですか？

RYOJI：そうですね、メロディーにのせるのが難しいというか。今の若いミュージシャンはすごく上手ですね。どんどん進化していっているんだと思います。

次回2月18日（土）のゲストは、手相芸人の島田秀平さんです。

「AuDee（オーディー）」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee（オーディー）」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。

＜番組概要＞
番組名：NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時：毎週土曜 7:00～7:25
パーソナリティ：丸山茂樹
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/moving/