“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMのラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。2月18日(土)の放送は、日本能率協会マネジメントセンターの小林哲也さんをお迎えして、“手で書くこと”の効能について解説していただきました。
小林哲也さん
佐原:スケジュールやタスクの管理、打ち合わせのメモなど、仕事をするうえで紙の手帳は必須です。私はスマホのアプリと紙の手帳を併用しています。そのほうが、頭がスッキリして整理されるからです。そこで、日本能率協会マネジメントセンターの小林哲也さんにお越しいただき、紙の手帳の効能についてお話を伺います。
小林:今はデジタル全盛の時代ですが、まだまだ紙の手帳の人気は根強くあります。弊社と東京大学 大学院総合文化研究科の酒井研究室およびNTTデータ経営研究所が共同でおこなった実験において、日常生活で使用しているメディアによって、記憶に要する時間が異なり、記憶の再生において脳活動に差が生じることが明らかになりました。
内容は、参加者を手帳・タブレット・スマホの3つのグループに分け、スケジュールを具体的に書き留める作業を実行していただき、そのスケジュールの内容について、想起して解答する課題をMRI装置内で実施するというものです。
その結果、手帳がほかのグループよりも短時間で要領良く記憶することができました。つまり、手帳を使って記録した場合が、脳の活動が一番活発になっていることが分かりました。
紙媒体は、記憶の定着に有利であることに加え、その高い記憶力を元にした新しい思考や創造的な発想に対しても、役立つと言えるでしょう。弊社の手帳「NOLTY」には、4月から始まる手帳があります。新年度で新しく何かを始める機会の多い方は、紙の手帳を効率良く使ってみてはいかがでしょうか?
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聴取期限 2023年2月26日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25~7:30
番組サイト:
https://audee.jp/program/show/58664