まさにドリームチーム！「WBC」は投手起用・打順に注目!? スポーツジャーナリストが解説
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」（毎週月曜～金曜 6:00～9:00）。今回の放送コーナー「リポビタンD TREND NET」のテーマは「WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）にフォーカス」。スポーツジャーナリストの生島淳さんに解説していただきました。
3月8日（水）に開幕する「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC（第5回ワールド・ベースボール・クラシック）」に向け、野球日本代表「侍ジャパン」は2月17日（金）から強化合宿をスタート。アメリカ・メジャーリーグからは、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手がアメリカからチャーター機に乗って、キャンプ地となる宮崎市内に到着し練習を開始。ダルビッシュ有投手以外の大谷翔平選手をはじめとするメジャーリーガーは、それぞれアメリカで調整をする予定です。
◆まさに野球界の「ドリームチーム」
ユージ：まずは改めて、今回の侍ジャパンのメンバー30人の顔ぶれですが、野球における「ドリームチーム」と言っても過言ではないような気がします。いかがでしょうか？
生島：過去の大会と比較しても間違いないです。まさに「ドリームチーム」です。2006年、2009年は優勝しましたが、松井秀喜選手がいなかったので残念でした。今回は投手陣でダルビッシュ有投手、大谷翔平投手（MLBロサンゼルス・エンゼルス）、山本由伸投手（オリックス・バファローズ）、そして（2022年に）完全試合を達成した佐々木朗希投手（千葉ロッテマリーンズ）といったビッグネームが並びます。
野手でも三冠王の村上宗隆選手（東京ヤクルトスワローズ）、鈴木誠也選手（MLBシカゴ・カブス）らが並び、おそらく3年後にはみんなメジャーリーグで対戦が見られる人たちです。
ユージ：そんな侍ジャパンのヒーローたちの強化合宿。プロ野球の各球団だけではなく、侍ジャパンも宮崎で練習をおこなうんですね！
生島：温暖な地域となれば、宮崎と沖縄ということになります。栗山英樹監督としては、チームの雰囲気作りのためにも（海外組を含む）全員に参加してほしかったようですが、代表チームは選手を「所属球団から借りている」状態なので、無理強いはできません。
ダルビッシュ投手が初日から参加できたのは、サンディエゴ・パドレスが「彼ならば開幕にきっちり間に合わせてくれる」という信頼があってこそです。その他のメジャーリーガーについては、球団との相談になっており、合流のタイミングは球団のプラン次第になります。
ユージ：ダルビッシュ投手が合宿前からルーキーたちとコミュニケーションを取られていたそうですね？
生島：今回の合宿は、目的意識の共有と細かいプレーのすり合わせです。過去の例でいうと、（2009年のWBCで）原辰徳監督が最初に選んだのが（当時、福岡ソフトバンクホークスに在籍していた）川﨑宗則選手。試合に出ても、出ていなくても、必ずダグアウトで前列で声を張り上げて、仲間に声援を送れる選手だから（という理由で選出されたようです）。前向きにチームを盛り上げるムードを醸成していくことが大切になると思うので注目しています。
◆WBC投手起用と打順に注目!?
吉田：そんなWBCでの日本にとっての初戦は、3月9日（木）の中国戦です。それまでの間に、壮行試合が6試合予定されています。2月25日（土）、26日（日）はソフトバンクと、3月3日（金）、4日（土）は中日と、そして3月6日（月）は阪神、3月7日（火）はオリックスとそれぞれ戦います。このあたりはどういうところに注目したいですか？
生島：投手起用です。WBCは球数制限もあり、試合の頭から行く先発投手と、「第2先発」という位置づけで中盤から投げる投手に分かれます。先発で行く投手と第2先発の投手を栗山監督がどう分けていくのか、練習試合で見えてきます。それと打順にも注目です。4番は村上選手だと思うのですが、どうですか？
ユージ：どうでしょうか。大谷翔平選手、鈴木誠也選手もいるので気になりますね。
生島：気になるところですよね。私は村上宗隆選手推しでいきたいと思っています。
ユージ：村上宗隆選手がやってくれる気もするんですけど、4番が誰になるか選択肢がある時点ですごいですよね？
生島：すごいですね。過去よりも分厚い選手層になっています。
吉田：見応えのあるWBC、やはり狙うは優勝でしょうか？
生島：ダルビッシュ投手が「負けたら帰れないとか、思ってほしくない」と言っていましたがその通りです。以前に比べるとWBCへの本気度は他国も増しているように思いますが、長いシーズンを戦うわけではないのでどうなるかは分からないです。
もちろん、優勝を期待しますが、できればアメリカと対戦するまでは勝ってもらって、大谷翔平選手 対 マイク・トラウト選手（MLBロサンゼルス・エンゼルス）とか、クレイトン・カーショー選手（MLBロサンゼルス・ドジャース）対 村上宗隆選手とか、夢の対決を楽しみたいと思います。
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック！
聴取期限 2023年2月25日（土） AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ（無料）が必要です⇒ 詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
＜番組概要＞
番組名：ONE MORNING
放送日時：毎週月～金曜6:00～9:00
パーソナリティ：ユージ、吉田明世
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/one/
※写真はイメージです
3月8日（水）に開幕する「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC（第5回ワールド・ベースボール・クラシック）」に向け、野球日本代表「侍ジャパン」は2月17日（金）から強化合宿をスタート。アメリカ・メジャーリーグからは、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手がアメリカからチャーター機に乗って、キャンプ地となる宮崎市内に到着し練習を開始。ダルビッシュ有投手以外の大谷翔平選手をはじめとするメジャーリーガーは、それぞれアメリカで調整をする予定です。
◆まさに野球界の「ドリームチーム」
ユージ：まずは改めて、今回の侍ジャパンのメンバー30人の顔ぶれですが、野球における「ドリームチーム」と言っても過言ではないような気がします。いかがでしょうか？
生島：過去の大会と比較しても間違いないです。まさに「ドリームチーム」です。2006年、2009年は優勝しましたが、松井秀喜選手がいなかったので残念でした。今回は投手陣でダルビッシュ有投手、大谷翔平投手（MLBロサンゼルス・エンゼルス）、山本由伸投手（オリックス・バファローズ）、そして（2022年に）完全試合を達成した佐々木朗希投手（千葉ロッテマリーンズ）といったビッグネームが並びます。
野手でも三冠王の村上宗隆選手（東京ヤクルトスワローズ）、鈴木誠也選手（MLBシカゴ・カブス）らが並び、おそらく3年後にはみんなメジャーリーグで対戦が見られる人たちです。
ユージ：そんな侍ジャパンのヒーローたちの強化合宿。プロ野球の各球団だけではなく、侍ジャパンも宮崎で練習をおこなうんですね！
生島：温暖な地域となれば、宮崎と沖縄ということになります。栗山英樹監督としては、チームの雰囲気作りのためにも（海外組を含む）全員に参加してほしかったようですが、代表チームは選手を「所属球団から借りている」状態なので、無理強いはできません。
ダルビッシュ投手が初日から参加できたのは、サンディエゴ・パドレスが「彼ならば開幕にきっちり間に合わせてくれる」という信頼があってこそです。その他のメジャーリーガーについては、球団との相談になっており、合流のタイミングは球団のプラン次第になります。
ユージ：ダルビッシュ投手が合宿前からルーキーたちとコミュニケーションを取られていたそうですね？
生島：今回の合宿は、目的意識の共有と細かいプレーのすり合わせです。過去の例でいうと、（2009年のWBCで）原辰徳監督が最初に選んだのが（当時、福岡ソフトバンクホークスに在籍していた）川﨑宗則選手。試合に出ても、出ていなくても、必ずダグアウトで前列で声を張り上げて、仲間に声援を送れる選手だから（という理由で選出されたようです）。前向きにチームを盛り上げるムードを醸成していくことが大切になると思うので注目しています。
◆WBC投手起用と打順に注目!?
吉田：そんなWBCでの日本にとっての初戦は、3月9日（木）の中国戦です。それまでの間に、壮行試合が6試合予定されています。2月25日（土）、26日（日）はソフトバンクと、3月3日（金）、4日（土）は中日と、そして3月6日（月）は阪神、3月7日（火）はオリックスとそれぞれ戦います。このあたりはどういうところに注目したいですか？
生島：投手起用です。WBCは球数制限もあり、試合の頭から行く先発投手と、「第2先発」という位置づけで中盤から投げる投手に分かれます。先発で行く投手と第2先発の投手を栗山監督がどう分けていくのか、練習試合で見えてきます。それと打順にも注目です。4番は村上選手だと思うのですが、どうですか？
ユージ：どうでしょうか。大谷翔平選手、鈴木誠也選手もいるので気になりますね。
生島：気になるところですよね。私は村上宗隆選手推しでいきたいと思っています。
ユージ：村上宗隆選手がやってくれる気もするんですけど、4番が誰になるか選択肢がある時点ですごいですよね？
生島：すごいですね。過去よりも分厚い選手層になっています。
吉田：見応えのあるWBC、やはり狙うは優勝でしょうか？
生島：ダルビッシュ投手が「負けたら帰れないとか、思ってほしくない」と言っていましたがその通りです。以前に比べるとWBCへの本気度は他国も増しているように思いますが、長いシーズンを戦うわけではないのでどうなるかは分からないです。
もちろん、優勝を期待しますが、できればアメリカと対戦するまでは勝ってもらって、大谷翔平選手 対 マイク・トラウト選手（MLBロサンゼルス・エンゼルス）とか、クレイトン・カーショー選手（MLBロサンゼルス・ドジャース）対 村上宗隆選手とか、夢の対決を楽しみたいと思います。
ユージ、吉田明世
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック！
聴取期限 2023年2月25日（土） AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ（無料）が必要です⇒ 詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
＜番組概要＞
番組名：ONE MORNING
放送日時：毎週月～金曜6:00～9:00
パーソナリティ：ユージ、吉田明世
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/one/
コンテンツ一覧
おすすめ番組
