エレカシ宮本浩次「カメラマンの人に怒られちゃって…」35年前のデビュー当時を回顧

ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。2月25日(土)の放送はエレファントカシマシの宮本浩次さんが登場。デビュー35周年を振り返りつつ、3月8日(水)にリリースするニューシングル「yes. I. do」について語ってくれました。


ジョージ・ウィリアムズ、宮本浩次さん、安田レイ


◆エレカシ、35年間の活動を振り返る

――エレファントカシマシは3月21日(火・祝)にデビュー35周年を迎えます。35年前のデビュー当日のことは覚えていますか?

宮本:あの……(当日は)何もやらなかったんですよ。でも、よく覚えていますね。レコードができたときが一番うれしかったな。当時ね、(デビューアルバムは)LPレコードとCDとカセットテープの3つ(の形態で)出ましたからね。

「デーデ」っていうデビュー曲があるんですけど、それはドーナツ盤。いわゆるプラスチックのレコードでしたから、時代を感じますね……1988年だったと思うんですけど。

――そのレコードを手にした瞬間に何を思いましたか?

宮本:当時はすごく生意気だったというか、わりと客観的にいろいろ考えちゃったところはありました。でも、間違いなくうれしかったと思いますね。

――“生意気”という言葉がありましたが、昔はそんな一面があったんですか?

宮本:例えば、ファーストアルバム(『THE ELEPHANT KASHIMASHI』)のジャケットでは(メンバーの)4人が写っているんですけど、私以外の3人はカメラを見ているんですね。なぜなら(カメラマンに)「カメラを見て」って言われたから。

でも、私だけわざと目線を外しているんですよ。言われた逆のことをやるような、生意気なことをしていましたね(苦笑)。それで、カメラマンの人に「もうエレファントカシマシは撮りたくない!」って怒られちゃって……くだらないですよね。でも(当時は)20歳そこそこだったので。

――35年間を振り返ると、何が浮かんできますか?

宮本:最初の頃は、レコーディング前にみんなで山中湖のほうに行って、練習するための合宿をしたんですよ。それがすごく楽しかったんですよね。レコーディングの直前に4人で行って、みんなでワイワイ、楽しく練習していたときのことが非常に懐かしいです。

◆今の思いをストレートに描いたニューシングル

――ニューシングル「yes. I. do」はどういった楽曲になっていますか?

宮本:これは映画(「シャイロックの子供たち」)の主題歌として書きおろしたもので、その映画を観て作りました。

――どういうことを意識しましたか?

宮本:あえて(主題歌を)エレファントカシマシに頼むっていうのは、それなりの意味があるのかなって思いました。(僕らも)それなりにベテランですし。だから、映画の関係者の方に「どういう曲を作ったらいい?」って聞いたら、「ストレートにお願いします!」ということだったので、本当にストレートに思ったことを歌いました。

――レコーディングはスムーズに進みましたか?

宮本:(4人でのレコーディングは)本当に久しぶりでした。私はソロの活動を4年間ぐらいどっぷりやっていたんですよ。メンバーとスタジオで練習することがほとんどなかったんです。だから、久しぶりにバンドとしてスタジオに入ったときは、みんなうれしそうでしたし、私も本当にうれしかったですね。

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聴取期限 2023年3月5日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/cdj/