QuizKnockのメンバーが、受験生を応援するTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! 天才LOCKS!」。3月3日（金）の放送では、須貝駿貴さんととむさんが、「勉強の目的」についての質問に考え方をアドバイスしました。



――リスナーの質問：「今やっていることは、本当に役立つのだろうか」

「勉強しないといけない」とわかっているのにも関わらず、「今やっていることは、本当に役立つのだろうか」とどうしても不安になってしまい、自分が本来やりたいことが何なのかがわからなくなってしまいます。

みなさんは、似たようなことがありましたか？ また、こうならないようにするためにはどうすればいいでしょうか？（17歳）

――QuizKnockのアドバイス：「選択肢を持っているのはいいこと」

とむ：勉強が役に立つかわからなくて、不安になっちゃう（ということですが）……でも、今の段階で役立つかどうかって、わかるものなんですかね？

須貝：深い質問ですね。普通、わかんないよね。

とむ：高校生の段階でわからないからこそ、不安になっちゃうのかもしれないですね。

須貝：でも、役に立つはずだと思って、高校生の指導要領には入ってるんだよね。

とむ：うんうん。

須貝：思うんですけど……役立つかどうかを選んで勉強することはできないんですが、それを勉強しておかないと、それを使う仕事には就けないなと思います。

とむ：たしかに！ 役立てようとして勉強するのも……それでもいいですけど、そもそも勉強しないと役に立たせることもできないっていうか。

須貝：めっちゃ簡単な例で言うと、例えば、学校の先生とか大学の研究者は、本当に（勉強したことを）そのまま使いますけど……パソコンの授業でPowerPointやWordを習いますけど、いまどきはどんな会社でも絶対使えないといけないですよね。これが役に立つんだろうか（と聞かれたら）……もちろん役に立ちますよと！ でも、高校生のうちは、この世の会社がWordを使ってるとかExcelを使ってるとか知らないよね。だから、わからないんだよね。

とむ：はい。

須貝：数学の比例とか、2次関数を使っているビジネスマンの話も聞いたことがあります。それがわからなかったら、その仕事はできないんだろうなと思います。

とむ：やらないと、選択肢が狭まっちゃいますよね。

須貝：なので、不安なんでしょうけど……その時に備えて、目の前にあることに全力で取り組んだほうがいいんじゃないかなと思いますね。ちなみに、とむは不安になったことある？

とむ：あまりないです（笑）。好きなことに関連したことは、すべて吸収しようという気持ちでやっていたので。結果的に、それがすごく役に立っているとも言えますし。選択肢を持っているのは、いいことかなと思います。

須貝：実は僕も、言われたことをやるのはめっちゃ得意だったので、あんまり不安になったことがなくて……。この質問を取り上げるには、向いてない2人だったかもしれないですけど（笑）。僕ら2人のスタンスは、出てきたときに全力で取り組んでおいて、「役に立ったじゃん！」と今思っているって感じですね。

とむ：はい。今は、役に立っています。

須貝：ということで結論！ 『役立つか今はわからない。その時に備えて、全力で取り組もう！』

カロリーメイトに書かれた直筆メッセージ

「天才LOCKS!」では、受験生からの疑問や質問、受験を乗り越える“鍵”となる「受験応援鍵曲」を募集しています。疑問/質問が採用されたリスナーには、QuizKnockメンバーの直筆メッセージ入りカロリーメイトスペシャルボックスと、サイン&音声メッセージ入りチェキをプレゼントします。詳細、応募は番組の特設サイトをご確認ください。

＜番組概要＞
番組名：SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ：こもり校長（小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE）
放送日時：月曜～木曜 22:00～23:55／金曜 22:00～22:55
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/lock/