住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
2月24日(金)の放送は、「文章力の上達法」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
私の悩みは「文章力がないこと」です。この番組に出す「お悩み相談」メールも、文字を打つ途中で文がまとまらず、結局やめてしまうことが今まで何度もありました。
LINEなどで友達に短い文を打つのは苦ではないのですが、ラジオのメッセージや子どものPTA関係の連絡など、ちゃんとした文章を考えることが本当に苦手です。
考えのまとまった文を書くコツ、上達法がありましたら、ぜひ教えてもらいたいです! うまく書けるようになったら、お悩み相談室に今まで溜めた悩みを相談しようと思います。(埼玉県 30代後半 女性 パート/アルバイト)
メッセージを読んだパーソナリティの住吉は「(相談者さんのお便りは)非常にわかりやすく、『なるほど!』と思いながら読める文章になっていますよ! 今回のような成功体験を重ねて、苦手意識を持たず、『大丈夫かも!』と思えたら何か変わるのかなと思います」とエールを送ります。
続けて住吉は、アナウンサーの経験を活かした文章上達術を紹介。話す相手を想像し、思い浮かんだ言葉を口に出す方法が有効だと語ります。「いい文章を書きたいときは、一度、書きたい文章を書いてしまうんです。そのあとはお風呂や散歩などに行って、(少し時間を置いて読み返したときに)『あの文章はいらなかったな』という、ひらめきが生まれますよ」とアドバイスを送りました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆パズルの要領で文章を組み立てていく
文章を書くときは、「一文を短く」を意識するといいと思います。話し言葉は聞き流せるので気になりませんが、句読点で区切られていない文は見にくく、読みづらく感じます。
まずは、いつも通り文章を書いて、読み直しながら「ここは句読点で区切れそうだな」と思うところを区切ります。あとは、読み直して短すぎる文をつなげたり、文章の前後を入れ替えたりします。これを繰り返すと、だんだん自分のなかでテンプレートが出来上がっていく気がします。
文章はパズルです。時間がかかってもいいんです!(千葉県 20代後半 女性 会社員)
◆裁判の判決文が参考になる!?
私は行政書士で、役所提出の書類を作成することを仕事にしています。内容が長くなりそうな文章を書く場合、「裁判の判決」を手本にすると良いと習ったことがあります。
まず、主文として言いたいことを一言で表します。「被告を○年の懲役とする」みたいな文です。悩みごとなら「○○で悩んでいます」となります。
次に、理由を箇条書きのように書き連ねていきます。自分が思った通りに書いてしまっていいと思います。
悩んでいる原因や理由、「自分はこうしたいと考えているけど、それで合っているのかわからない」などを、意識して短文で表現するのが伝わりやすいと思います。
何に悩んでいるのか最初に伝えているので、あとは聴いている方が理解してくれると思いますよ!(東京都 60代前半 男性 自営業)
◆継続は力となる
ラジオにお便りを送り続けることがいいかも!
私はラジオ投稿歴10年ですが、読まれやすい文を書けるようになってきた気がしています。
堅苦しい系の文章については、ひたすらネット上にあるものをお手本に書いています(東京都 30代前半 女性 パート/アルバイト)
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/