住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
今回の放送は、「住む場所の決め方」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
私は今、夫の仕事の関係で都内に住んでいます。家を構えるにあたり、住みたい場所が決まらず困っています。夫は地元の岩手県・盛岡市に、私は宮城県・仙台市に住みたいと思っているのですが、お互いが意見を譲らずケンカになります。夫はひとりっ子なので実家の近くに住みたい気持ちはわかるのですが、妥協するのも嫌です。みなさんはどうやって住む土地を選びましたか?(東京都 20代後半 女性 パート/アルバイト)
コロナ禍によって働き方も大きく変化した昨今。住吉は「遠隔で在宅でも働けるようになって、2つの拠点で生活している方もいらっしゃいますので、いろんな住み方があると思います。みなさん、ぜひ住む土地の選び方についてアドバイスをいただければと思います」と、リスナーに呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆実家のそばは子育てがしやすい
私は職場と実家の真ん中付近に家を建てました。家を建ててから子どもが3人生まれましたが、実家のそばじゃなければ3人目までは考えられなかったと思います。働きながら育児を考えるなら、どちらかの実家のそば、できれば母方の実家のそばはいいですよ。
あとは、ベランダから見える景色、窓からの光、そういった些細な日常の幸せで決めるのもいいと思います。住めば都とは言えど、これから長く住む自分たちのお城です。素敵な場所が見つかりますように(埼玉県 40代前半 女性 会社員)
◆住みたい場所で感じたことを参考に
私も結婚当初に北海道赴任となり、3年間住みました。彼はそのまま住み続けたいと言ったのですが、私はまだ若く、その気持ちはないと譲りませんでした。でも、歳を重ねて今は「どこでも幸せかもな」と思っています。
いいところ悪いところは、どこの土地にもあります。実際に行って肌で感じる直感や、現地のお店などでの会話で感じる土地の人の人となりをおふたりで共有し、納得がいく過程で決めるのはいかがでしょうか。
意外と天候の変化も場所によって変わると思います。同じ県内でも北や南、海側、山側、内陸で気候が違うので、そのあたりも考慮していいと思います(神奈川県 40代後半 女性 自営業)
◆冷静な判断で土地選びを
お若いので、夫婦それぞれが実家や地元にこだわりたくなるのはわかります。でも、これからの長い人生を考えて欲しいです。
「もし子どもが生まれたら」と、病院や学校の有無、交通の便の良さ・悪さやスーパーの数といった生活に関わるリアルさを想像してほしいと思います。私は結婚してすぐの社宅がとても不便な場所でした。地域の子どもたちが片道1時間をかけて登校しているのを見て、小学校入学とともに、便利な場所に家を買って引っ越しました。
実家を中心に考え始めるとどちらも譲れなくなります。今はふたりがまったく関係ない場所にお住まいですし、私はどちらにも影響しない場所を選ぶのが得策だと思います(東京都 40代前半 女性 専業主婦)
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/