2023.03.01~ ゲスト:いまみちともたか さん①

第440回  今週からのゲストは、BARBEE BOYSのメンバー、ギタリスト・ソングライターの いまみちともたか さん。

http://tomotaka-imamichi.music.coocan.jp
https://twitter.com/chordstroke

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いまみちともたかさんは、1959年生まれ、東京都出身。
1981年『マンブル・マーフィー』としてメジャー・デビューされますが、
シングル1枚で解散。1982年には『BARBEE BOYS』を結成し

1984年に再びメジャーデビュー。
1992年の解散まで、数々のヒット曲を生み出します。
以後は、ギタリストとしてだけでなく、作曲家、作曲家、音楽プロデューサーとして
活躍されていらっしゃいます。


今週は、初のwebエッセイ集

『ブリキのギターに愛を込めて~イカサマイマサ』のお話を伺いました。

▼ブリキのギターに愛を込めて ~イカサマイマサ[書籍版]詳細
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3120343006/

いまみち「連載していた時は好評で、少し連載期間が伸びたりして良かったなぁと思ってたら、

     紙の本にしましょうと…ちょっと待って!って!」

杏子・松室「「なんでですか!?」」

いまみち「ものすごく恥ずかしくて…

     webの連載だけなら、SNSに投稿する感覚で楽しんでいたんだけど

     これを、紙するの?って、ちょっとたじろいだ…

     だから照れ隠しで、こんなマグカップ作っちゃったんだよ(笑)」

松室「めちゃくちゃ面白かったですよ!」

いまみち「ほんとに?!」

杏子「歌詞もフックを効かせているじゃん?それが文章になってて、美文で。」

松室「僕も映画好きなんですけど、終わり方もおしゃれで、素敵でした。

   最後の1文に向けて、いろんなところを見せながら、ぎゅっと締まる、みたいな。」

杏子「でもさ、説明書きにSFエッセイみたいなこと書いてあったけど…」

いまみち「あのね、これカバー外した?気づかない?
     これさ、紙の本を出すのがすごく恥ずかしかったし、どうせ出すなら

     加筆修正したいなって思ったの。でも、担当さんに言ったら

    『それは、シングルを毎月出してるアーティストが、

     アルバム作る時に、シングルをリミックスするのと同じで、潔くない』って(笑)

     それで、せめて、横書きから縦書きに変えて…それでも、本職の方々に申し訳ない気持ちで

     装丁に凝って、読書好きの人が面白そうと思ってくれるように
     昔からよく読んでいた SF小説 とそっくりにしたの。”相当・ふざけた” = SF ってことにして。

     本当に細かすぎて伝わらないネタ。気づいてくれたら!」

帯にも、SF文庫のパロディを施し、

web連載の読者だけでなく、本を面白いと手に取ってくれるように、と
いまみちさんの思いが詰まった1冊になっています。

さらに、巻末には

俊英ギタリスト・AssHとの世代を超えて共鳴するトーク・セッション、

音楽評論家・スージー鈴木との立場を異にする、2人の対談も収録されています。


▼詳細はこちら
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3120343006/



来週は、昨年発表されたソロアルバムのお話をじっくりと伺います。



M1.   イカロス /  秦基博 
M2.   カリスマ-Charisma- /  いまみちともたか

(ソロアルバム『Uta-MONO Tomotaka IMASA Imamichi』より)