江原啓之「過ぎたことを気に病んでいても、始まらないですからね」新たな一歩を踏み出したリスナーにエール
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
3月5日（日）の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた、これまでの江原さんからのアドバイスからの気付き、実践されていることのメッセージを紹介。江原が“ことば”を届けました。
＜リスナーからのお便り＞
去年の12月に突然、勤めている書店が閉店することになりました。突然のことで、驚きとショックでいっぱいでした。
途方に暮れていましたが、何とか次の会社を見つけることができました。全くの畑違いの会社に行くので不安もありますが、大学生の子どももおり、1から頑張ろうと思っています。
私は他の従業員より早めに退社してしまったのですが、私がいなくなったことで「店が回らなくなった」「全部私のせいだ」と言っている方がいたらしく、とても悲しい気持ちになりました。
そんなとき、いつも一方通行のコミュニケーションで、私をうるさく注意する母親から「そんなことは気にしないで未来を見なさい」と助言をもらいました。
以前は、そんな母親との関係に悩んでいたのですが、今回、いざというときに助けてくれた母親にとても感謝しています。
前にこの番組で、江原さんがおっしゃっていた「不幸の数より幸せの数を数えなさい」という言霊にも、とても心打たれました。私には弟がいるので、幼少期は親からあまり愛情を受けられず、病気がちな祖父母がいたため家の雰囲気が暗く、子どものころは寂しかった記憶があります。今でも両親からのコミュニケーションは相変わらず一方通行ですが、元気に過ごしていて、こうして私に助言をくれるだけで「私は幸せなんだな……」と思いました。
これからも、この番組「おと語り」を聴かせていただきます。いつも“気づき”をありがとうございます。
＜江原からのことば＞
江原：過ぎたことをあまり気に病んでいても、始まらないですからね。私はいつも言っていますが、幸せな人は意地悪をしないんです。勤め先が閉店になり、（元の職場の）みなさんだって同じようにいろいろと苦しいんですよ。自分は再就職先が見つかったわけですし、「そうやって私を悪く言うことで気が済むなら、どうぞ」くらいに思っておきましょう。
ところで、協子さんもお母さんから言われた言葉で、救われたことはいっぱいありますか？
奥迫：私の場合は、母がかなりマイナスなことを言って（私のことを）すごく心配するんですよ。でも、そういうことを言われるたびに「大丈夫、大丈夫」と言って母を元気付けていたら、自分もどんどん元気になっていきました。そういう関係ですね。
江原：なるほど！ それはそれで、素晴らしいですね。よく、「親がマイナスのことばかり言うんです」とおっしゃる相談者さんがいますが、「それをマイナスだと感じるのは、自分もどこかでそう思っているからだよ」と思うんです。
奥迫：そういうことですよね。若いときは（親から何かを言われるたびに）「うるさいな」と思うことがありましたよね。でも、今振り返ってみると、そう言ってくれたからこその気付きがあって、それが今の自分の“根”になってきているんです。
江原：あと、キリスト教系の結婚式のときの“誓いの言葉”もそうですよね。「病めるときも……」だなんて、「なぜ、わざわざネガティブな言葉を言うの？」と思うかもしれませんが、その人の心のなかの覚悟を問いただしているわけです。それは、神父さんも牧師さんもお母さんも言っていることは同じです。そこに目くじらを立てて、「もう嫌だ！」とか言うのは、ちょっと子どもかな？ と思います。親子関係も含めて、いろいろな人たちとの出会いに、意味のない出会いはありませんから。
奥迫：そうですね。磨き合うために出会っていますからね。
江原：そうなんです。だから自分にとってすごくプラスとなる人もいれば、逆にすごくネガティブな出来事のなかでも、自分を強くしてくれたり、育ててくれたり（する人がいます）。
よく、多くの人から聞かれるのは、「すごくいい人だったのに、自分の心ない言葉のせいで縁がなくなってしまった……」と。そのことが、いつまでも心に引っかかっている人もいるんです。そういう人は、心のなかで詫びるなりしましょう。それまでは、今のあなたを育ててくれるための縁があったのですから、あの世に帰れば必ずちゃんと和解できます。人と人との関係は“切磋琢磨”と言いますが、磨くということは、ぶつかってできることです。洗濯物もそうです。洗濯機の中で、洗濯物がお互いに摩擦してきれいになるじゃない。
だから、過去のことを引きずるのではなく、どんな出来事に対しても感謝することが大事なんです。そこに執着するのではなく、感謝することと、「あのときはありがとう」って言うことが大事かなと思います。
●江原啓之 今夜の格言
「全てのご縁は魂の宝です」
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聴取期限 2023年3月13日（月） AM 4:59 まで
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＜番組概要＞
番組名：Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時：TOKYO FM／FM 大阪 毎週日曜 22:00～22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30～12:55
出演者：江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/oto/
3月5日（日）の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた、これまでの江原さんからのアドバイスからの気付き、実践されていることのメッセージを紹介。江原が“ことば”を届けました。
江原啓之
＜リスナーからのお便り＞
去年の12月に突然、勤めている書店が閉店することになりました。突然のことで、驚きとショックでいっぱいでした。
途方に暮れていましたが、何とか次の会社を見つけることができました。全くの畑違いの会社に行くので不安もありますが、大学生の子どももおり、1から頑張ろうと思っています。
私は他の従業員より早めに退社してしまったのですが、私がいなくなったことで「店が回らなくなった」「全部私のせいだ」と言っている方がいたらしく、とても悲しい気持ちになりました。
そんなとき、いつも一方通行のコミュニケーションで、私をうるさく注意する母親から「そんなことは気にしないで未来を見なさい」と助言をもらいました。
以前は、そんな母親との関係に悩んでいたのですが、今回、いざというときに助けてくれた母親にとても感謝しています。
前にこの番組で、江原さんがおっしゃっていた「不幸の数より幸せの数を数えなさい」という言霊にも、とても心打たれました。私には弟がいるので、幼少期は親からあまり愛情を受けられず、病気がちな祖父母がいたため家の雰囲気が暗く、子どものころは寂しかった記憶があります。今でも両親からのコミュニケーションは相変わらず一方通行ですが、元気に過ごしていて、こうして私に助言をくれるだけで「私は幸せなんだな……」と思いました。
これからも、この番組「おと語り」を聴かせていただきます。いつも“気づき”をありがとうございます。
＜江原からのことば＞
奥迫協子、江原啓之
江原：過ぎたことをあまり気に病んでいても、始まらないですからね。私はいつも言っていますが、幸せな人は意地悪をしないんです。勤め先が閉店になり、（元の職場の）みなさんだって同じようにいろいろと苦しいんですよ。自分は再就職先が見つかったわけですし、「そうやって私を悪く言うことで気が済むなら、どうぞ」くらいに思っておきましょう。
ところで、協子さんもお母さんから言われた言葉で、救われたことはいっぱいありますか？
奥迫：私の場合は、母がかなりマイナスなことを言って（私のことを）すごく心配するんですよ。でも、そういうことを言われるたびに「大丈夫、大丈夫」と言って母を元気付けていたら、自分もどんどん元気になっていきました。そういう関係ですね。
江原：なるほど！ それはそれで、素晴らしいですね。よく、「親がマイナスのことばかり言うんです」とおっしゃる相談者さんがいますが、「それをマイナスだと感じるのは、自分もどこかでそう思っているからだよ」と思うんです。
奥迫：そういうことですよね。若いときは（親から何かを言われるたびに）「うるさいな」と思うことがありましたよね。でも、今振り返ってみると、そう言ってくれたからこその気付きがあって、それが今の自分の“根”になってきているんです。
江原：あと、キリスト教系の結婚式のときの“誓いの言葉”もそうですよね。「病めるときも……」だなんて、「なぜ、わざわざネガティブな言葉を言うの？」と思うかもしれませんが、その人の心のなかの覚悟を問いただしているわけです。それは、神父さんも牧師さんもお母さんも言っていることは同じです。そこに目くじらを立てて、「もう嫌だ！」とか言うのは、ちょっと子どもかな？ と思います。親子関係も含めて、いろいろな人たちとの出会いに、意味のない出会いはありませんから。
奥迫：そうですね。磨き合うために出会っていますからね。
江原：そうなんです。だから自分にとってすごくプラスとなる人もいれば、逆にすごくネガティブな出来事のなかでも、自分を強くしてくれたり、育ててくれたり（する人がいます）。
よく、多くの人から聞かれるのは、「すごくいい人だったのに、自分の心ない言葉のせいで縁がなくなってしまった……」と。そのことが、いつまでも心に引っかかっている人もいるんです。そういう人は、心のなかで詫びるなりしましょう。それまでは、今のあなたを育ててくれるための縁があったのですから、あの世に帰れば必ずちゃんと和解できます。人と人との関係は“切磋琢磨”と言いますが、磨くということは、ぶつかってできることです。洗濯物もそうです。洗濯機の中で、洗濯物がお互いに摩擦してきれいになるじゃない。
だから、過去のことを引きずるのではなく、どんな出来事に対しても感謝することが大事なんです。そこに執着するのではなく、感謝することと、「あのときはありがとう」って言うことが大事かなと思います。
●江原啓之 今夜の格言
「全てのご縁は魂の宝です」
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＜番組概要＞
番組名：Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時：TOKYO FM／FM 大阪 毎週日曜 22:00～22:25
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出演者：江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/oto/
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