群馬県の県庁所在地、前橋。
整然と広がる駅周辺のまちなみ。その一角にある
「人形の島久(しまきゅう)」さんを訪れました。
お話を伺ったのは、こちらの三代目である田島裕幸(ひろゆき)さんと
ご子息で四代目の悠太(ゆうた)さん。
お二人で島久さんの人形を作っていらっしゃいます。
まず最初に、十二単(じゅうにひとえ)から作っていくそうです!🎎
【裕幸さんのこだわり】
『十二単』とは装束のこと。
装束の着付けは、直線を基本にどっしりと安定した形にするのが着付け師の上手さ。
目線を中心に、高さ:1、横の長さ:1.613 の黄金比になるように作ります。
そして、袖口ですが、お姫様がお嬢さんの「身代わり」。
将来、良縁に恵まれて末永く幸せに暮らせるように・・・
という想いを込めて、袖口はハマグリの形をしているといいます。
素材の糸からこだわり、伝統的な技術を守って作られる雛人形。
生地、何とも美しいですね・・・!
【お雛様の起源】
お雛様の大元は「魔除け」。
➡その昔、朝起きると、赤ちゃんが亡くなっていた・・・
その原因を「悪魔が赤ちゃんの命を取りに来た」と信じていた。
そこで赤ちゃんの身代わりとして天児(あまがつ)や這子(ほうこ)といった
簡素な人形を枕元に飾った。
「悪魔が来ても、代わりにこの子を取っていって」
こうした意味合いがあったそうです。
同時に、宮中では自分たちの十二単姿を人形に着せた「ひいな遊び」や、
民間では形代流しなど、いろいろな風習が合わさって、今のお雛様になったといいます。
次回は、製作の工程で最も気を遣うところや、
職人のお二人が思う日本の良さについても、伺います。
主題歌:またおいで/rirox
脚本:菊地百恵※この「Dear Japan」は映像でもお楽しみいただけます。
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