パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第29回ゲストは、プロスケートボーダー・岡田晋さん
1994年に日本人で初めてアメリカのスケートカンパニーから世界デビューした岡田さん。
プロスケートボーダーの仕事、そして心と体の整え方をお聞きしました。
Q:スケートボードとの出会いは?
A:バック・トゥ・ザ・フューチャーが流行った時スケートボードがおもちゃ屋さんに並んでいる時期があった。
友達が遊んでいる場所に持ってきて、それに乗ったのが初めて、当時ジャッキー・チェンになりたかった。
だからスケボーでアクションしたいが先だってケガもしたけど、それが高揚感に繋がった。
友達のお兄ちゃんからそういう世界を見せられて、そこからずっと今まで続いている。
Q:大きな転機があった?
A:当時は全ての情報がアメリカからで、情報を何カ月か遅れて手にしていた。
それがビデオカメラの家庭普及が多くなって、
アメリカもスケートビデオをそれぞれのメーカーが出してそれが活動の軸になってきた時代で、
「カメラがあれば俺らも同じような事出来るよね」という意識が広がっていたタイミングだった。
憧れる先輩たちが、日本でスケートビデオを自分たちで作っていた所に参加したら
アメリカからツアーに来ていたプロスケーターがビデオを見て、チームに誘われた。
彼らが新しく立ち上げたスケートビデオブランドのリリースビデオの中に名前がクレジットされてバッと広がっていった。
反響はすごくて、当時、トンがっていた世界でビジュアルがオタクっぽくて、
「メガネくん」・「ファミコンくん」みたいにバカにされていたが
世界デビューした瞬間に軟化していくのが手に取るように分かった。
【プロスケートボーダー 岡田晋さんの自分と向き合って整う曲】
STAND STRONG / LIBRO,ポチョムキン,Bose & Chozen Lee
コラムや執筆活動もしていて、それが映画化されました。
その映画の主題歌。
このメンバーは、自分の中のアベンジャーズ!
映画のプロデューサーも務めて気負って胃潰瘍にもなったけど、作った時は夢のような時間で、聴くと整う。
Q:自分を整えたり、向き合ったりする時間は?
A:人前に行って何かをする分、一人の時間が無いとダメ。
寝て忘れて整えたり、サウナで自分の中に入っていける。
スケボーに乗る時間、最初プッシュした瞬間に得られる解放感が一番整う!
苦しめるのもスケボーだし、チャンスくれるのもスケボー、スケボーが離してくれない。
Q:これから挑戦してみたいことは?
A:スケボーの世界で「NBD」という言葉があって※Never Been Doneの頭文字
スケーターのアイデンティティの中で核になる言葉で、
NBDの精神を大切にしているので、その精神で新しい壁を越えていく、広げていきたい。
【鈴木曜の放送後記】
スケボーに乗っている時間が整うと話していましたが、
移動している時間とか、モノが流れているとか、自分が馴染みのある作業をしている時に整うというのはあると思った。
AUGERは朝1分髭をそったり、爪を切ったりする時間が少しでも豊かになればいいと思ってデザインしたアイテムなので
日常生活の中で、整いタイムや整いポイントはいくつもあった方が良い。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、または、コンパクトミラー(非売品)をプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
<グルーミングブランドAUGER HP>
https://www.kai-group.com/products/kamisori/product/auger/index.html