群馬県の県庁所在地、前橋。
整然と広がる駅周辺のまちなみ。その一角にある
「人形の島久(しまきゅう)」さんを訪れました。
お話を伺ったのは、こちらの三代目である田島裕幸(ひろゆき)さんと
ご子息で四代目の悠太(ゆうた)さん。
お二人で島久さんの人形を作っていらっしゃいます🎎
【職人としてのそれぞれの姿】
四代目・悠太さん:
「着せつけなど、そういったところに関しては、(父は)日本一なんじゃないですかね。
顔は今僕が作っているので、僕の方が上手かなと思いますけど(笑い)。
肩出しやはま振袖などは、昭和の名工とも引けを取らない印象ですね」
三代目・裕幸さん:
「よくやっているなと思いますけどね。
これからは何とかそういうのを遺してやっていかないと、もったいないですよね。
作っている中で、一番今若いんじゃないかな。」
【「ひな人形」、未来への想い🎎】
裕幸さん:
「日本古来の仏像や能面にも使われてきた最上の『白』。
今、そうしたもの作りがどんどん消えていっている。何とか遺れないか…というのが本音です」
悠太さん:
「おひな様は本来、子どもの時だけ飾るものではない。
大人になってもおばあちゃんのものと一緒に飾ったり、ずっと飾るもの。
だから、奥行きのある表情…その人が大人になり、いろんな経験をして、いろんな感性を身につけ、
改めて見た時に、『すごい手をかけられて作られたものを贈ってきてくれたんだな』と思えるような
表情にしたいというのが、根底にあるかもしれません。」
(↓「島久」には五月人形も!カッコイイですね!!)
日本の伝統を受け継ぐお二人の想いとは、
古来より私たち日本人がひな人形へ託した想い。
バトンのように想いや願いが受け継がれ、前へ進んでいく。
”秘すれば花”、奥ゆかしい「ひな人形」の物語を知って、
心が温まりましたね!🎎
詳しくは・・・AuDeeラジオドラマ音声でお聞きください♪
出演声優:まりな、中澤まさとも(俳協)
インタビュー出演:田島裕幸さん(島久・3代目)、田島悠太さん(島久・4代目)
主題歌:またおいで/rirox
脚本:菊地百恵
劇伴音楽:rirox、マスダヒロナガ
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