ベトナムの人気ピザレストラン「Pizza 4Ps」。 経験ゼロから海外にお店をオープン、一体どうやって?

『お店ラジオ』にようこそ!

パーソナリティは、帰ってきた事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。

ゲストは、ベトナムで大人気のピザレストラン「Pizza 4Ps」の代表取締役社長兼CEOの益子陽介さんと、妻で副社長の益子早苗さんでした。

ということで、今回は、海を渡ってベトナムでの収録!

山本さん曰く、「海外に行くとき、周りからオススメのお店として必ず出てくる名前が、このピザ屋さん!」とのことで、ホーチミンに行ったら「Pizza 4Ps」だと、よく言われるそうです。

しかも創業者が日本人のご夫婦。

これは是非、海外でオープンするノウハウについて勉強させて頂きたい!お話を伺いたい経営者がいる所どこにでも行っちゃうのが、この番組です(笑)

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2011年、ベトナムのホーチミンでオープンしたPizza 4Ps」。

現在は、「全体でいうと40店舗で、そのうちPizza 4Psのフルサービスのレストランでいうと30店舗やっています」と、益子陽介さん。

ご夫婦は、お二人ともIT企業のサイバーエージェントに勤務していたそうで、何故ピザ屋を始めようと思ったのでしょうか。

陽介さんがおっしゃるには、そもそものきっかけは「自宅に作ったピザ窯」だったそう。自分たちでピザを焼いて、友人たちとピザパーティーをしたり、子供たちにワークショップを開いたりしているうちに、すっかりハマってしまったと言います。

「サイバーエージェントでベトナムにオフィスを作るからってことで、手を上げてベトナムに赴任したという経緯があって。で、この国に魅せられて、この国の状況だったりとか色々見ていたら、自分でやりたいなと思って。最近やっと、このことを言えるようになったんですけど、大学生のときに親友を自殺で亡くしてしまったという経験があって、それから僕自身も鬱っぽくなっていたんですよね。でも、そのピザ窯がきっかけになって、単純に目の前の人に喜んでもらうこと、自分が多分初めて本当の意味で熱中して人を喜ばせるという経験のおかげで、そこからけっこう変わったんです。そういう小さなきっかけを作りたい!という気持ちもありました」。

なるほど、ご自身が大きく変われるきっかけとなったピザ作りを、ベトナムでもやってみようと考えたのですね。

 

では、何故ベトナムだったのでしょうか。

「まず手持ちのお金が一千万円しかなかったんですね。ランニングを考えたら500万円しか使えなかったんで、その500万円でお店ができる国ってけっこう限られてしまって。ベトナムは、元フランス領だったのでパン文化が根付いている。当時はピザハットがけっこう勢いよく伸びていて、そうすると次にファーストフードじゃないピザがくるんじゃないかと考えました。もう少し高級路線というか、そういうお店が当時はなかった」。

こうして益子さん夫妻は、ベトナムでピザ屋をオープンすることを決意。

物件探しは、何百件も見た結果、「結局は路地裏のどんつきに決めたんですね。全く人がいないようなところ」と陽介さん。「デスティネーション(旅行の目的地)」になるぐらいのお店を作らないと成功は難しいと考え、家賃が安く失敗もしやすい物件に決めたと言います。ただしアクセスだけは、中心街に行きやすい場所を選びました。

 

物件も決まり、次はオープンに向けて、どのようにして集客したのでしょうか?

「ほぼ100%ネットですね。2011年当時はブログだったんですよね」とのこと。

益子早苗さんのお話によると、オープンするまでの経緯を、記録も含めてブログに書いているうちに、アメブロで1位になるぐらい注目を集めたそうです。

「だから、オープンする前から、いつできるの?と言っていただけていたんです」と早苗さん。

確かに、飲食店の経験がないにも関わらず、いきなり夫婦で海外にお店をオープン!というのは興味を引きますよね(笑)

実際、オープン後は、ランキング上位のブロガーの皆さんがPizza 4Ps」に来店し、それをブログに書いてくれて、計らずも宣言効果になったのだとか。

そのためオープン当初の客層は、日本人がほぼ100%。それが1年・2年と経つうちに、日本人と外国人のお客さまが半々へ、そしてベトナム人のお客さまが7割へと変わっていったそうです。

今では、ベトナムを代表する大人気のお店Pizza 4Ps」。来週はさらに深掘りしていきます!

 

 

★疑問・質問も募集中

この「お店ラジオ」では、三戸政和さんと山本博士さんへのメッセージもお待ちしております。

2人への質問、ちょっとした疑問、相談したいこと、番組の感想・応援・グチなど、何でも送ってきてください^^

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それでは皆様、またのご来店お待ちしております!

 

 

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