ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍する“ふたり”が語らうTOKYO FMの番組「三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~」。
今回のゲストは、青木崇高(俳優)さん×白央篤司さん(フードライター)。ここでは、青木さんが当時、白央さんから教わったお酒の席でのマナーについてのエピソードを披露しました。
白央篤司さん、青木崇高さん
青木さんは、これまでにNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」「西郷どん」「鎌倉殿の13人」、映画「るろうに剣心」シリーズに出演するなど、映画やドラマを中心に活躍。さらに、イラストや映像制作など活躍の幅を広げています。
一方、白央さんは、暮らしと食をテーマに執筆。数々の料理本や料理指南があふれるなかで、白央さんが提案するのは、現代人にピッタリな「自炊力」。この4月には新刊「台所をひらく 料理の『こうあるべき』から自分をほどくヒント集」(大和書房)が発売になります。
◆実はアルバイト先の先輩・後輩!?
青木:ご無沙汰しています。最後にお会いしたのはいつでしたっけ?
白央:結婚のときに夫婦箸のお祝いを贈って、それ以来、全然会っていないかも。そんなことないか?
青木:そんなことないです(笑)!
白央:ああ、渋谷でご飯を食べたね。赤羽でも飲んだか!
青木:実は10代の頃、専門学校時代に中目黒の小さいビデオ屋さんでバイトをしていたのですが、白央さんはそこの先輩だったんですよね。だから、こういった形で再会できるのはすごく嬉しくて。
白央:ありがとうございます。「将来、有名になったら、『青木崇高事務所』で雇ってくださいよ」なんて言っていたんだよね。
青木:言ってましたっけ?
白央:「任してください!」って言ったよ。
青木:当時、白央さんには頻繁にご飯にも連れて行っていただきました。厳しい愛を持って、いろいろと食の礼儀を叩き込まれました(笑)。
白央:ハラスメントっぽい話はやめてー(笑)! 今だったら多分、黙っているよ。「こういう食べ方をするんだな」で終わり。
青木:すごく覚えているのが、もちろん20歳を超えてからですが、お酒を手で受けるときに、両手で受けるんですけど、僕の指が開いていたんですね。そうしたら、「いやいや、別にいいけど、一応言っておくね。あなたが将来いろんな年上の方からお酌を受けるとき、指が開いている相手はあまりいいとは思わないよ」と言われて、僕はそれに、なんか知らないのですがカチンときちゃったというか、「受ける気持ちはあるから、大丈夫でしょう」みたいなことを言って。
白央:その通りだと思います。
青木:いやいや(笑)。
白央:エラソーによくそんなこと言ったもんだね、嫌な先輩だよ……。
青木:違います!「そういうことが世の中で今後あるから、別にここはいいんだけど、頭のなかに入れておいてね」と言われたことは、今の自分にとって大事なことでした。
▶▶番組Webサイトでは、この記事の放送内容をPodcastで配信中です。
次回3月31日(金)放送のゲストは、君島十和子さん(FTCクリエイティブディレクター、美容家)×平野ノラさん(お笑いタレント)です。
<番組概要>
番組名:三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
ナビゲーター:田中麗奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/curators/