ヤングスキニー・かやゆー “降りてくるパターン”で楽曲制作&受け取ったメンバーが困ること

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。3月28日(火)の放送は、ヤングスキニーのかやゆーさんとゴンザレスさんがゲスト出演。楽曲制作について、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)の質問に答えました。



ヤングスキニーは、かやゆーさん(Vo&Gt)、ゴンザレスさん(Gt)、りょうとさん(Ba)、しおんさん(Dr)からなる4 ピースバンドです。3月15日にファーストフルアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』をリリースしました。

このトークは、番組が主催する10代限定の夏フェス『マイナビ 閃光ライオット 2023 produced by SCHOOL OF LOCK!』を紹介する際におこなわれたものです。10代アーティストの参加を呼びかけるなかで、ヤングスキニーの2人と曲作りについて話した場面を紹介します。



こもり校長:ヤングスキニー先生は、10代のときに作った曲ってあるんですか?

かやゆー:そうですね。なんなら、半分くらいは10代のときに作った曲だったりするんじゃないかなと思います。僕はまだ21歳で、曲作りを始めたのが18歳の終わりぐらいだったので。

こもり校長:そうなんですね。

かやゆー:僕たちは、アルバムは(2021年5月リリースの)ファーストミニアルバム(『嘘だらけの日常の中で』)、(2021年12月リリースの)セカンドミニアルバム(『演じるくらいなら、ありのままでいいけどね』)と、この前(3月15日に)アルバム(『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』)を出したんですけど、ファーストミニアルバムとセカンドミニアルバムは10代のときの曲でした。

こもり校長:それは、どういうことを曲にしていたんですか?

かやゆー:なんでしょうね、高校生のときの体験だったり……ドラマとか映画を観て曲を書くことはあまりなくて、自分の実体験が多いです。

こもり校長:それは、書きとめていたりするんですか?

かやゆー:いや、僕は曲作りの仕方が……日ごろから日常を書きとめてとかではなく、たまたまギターを弾いていたら浮かんできて1~2時間位で仕上げるんです。

こもり校長:うわー! 俗にいう“降りてくる”パターンのやつですね!

かやゆー:そうですね。

ゴンザレス:“降りてくる”パターン……本当に(笑)。

こもり校長:ゴンザレス先生は出来上がった曲を聴いて演奏するわけですけど、最初に聴くときはどう思うんですか?

ゴンザレス:“降りてくる”パターンだからゆえに、くるときはめっちゃくるんですよ。まとめて3曲とかくるんで、「いつまでに全部仕上げんの!?」って逆に困ったりしますね。

こもり校長:なるほどね(笑)。

かやゆー:できないときはできないけど、できるときは急にくるから(笑)。「早く編曲して!」みたいな感じで……(笑)。

ゴンザレス:「まだ?」「次のスタジオで1回やってみよう」って。いやいや、聴くところからはじめさせて! っていう(笑)。

こもり校長:「ちょっと待って!」って(笑)。

ゴンザレス:そういうことはよくありますね。

かやゆー:しかも、浮かんできたものだから、それに対するエピソードがめっちゃあるわけではないんです。でもメンバーは編曲とかフレーズを作るときに、どういう裏があったのか、とかエピソードを聞いてくるんですけど、「いや、別に……」って答えちゃうんです(笑)。

こもり校長:ヒントがもらえないんですね(笑)。

かやゆー:「勝手に読み取って!」みたいな感じです。

こもり校長:「受け取ったんだから、あとはあなただよ」っていうね。

ゴンザレス:(笑)。



こもり校長:(『閃光ライオット』の)応募を悩んでいる生徒(リスナー)もいるんです。「自分の曲なんか……」と一歩前に出られないみたいなんですけど、そういう子たちもとりあえず形にしちゃってもいいですよね?

かやゆー:そうですね。正直僕も、最初のころは自分の(作る)歌にコンプレックスがあったんです。自分でも歌詞がストレートだなと感じていて……。でも最近は、そのストレートさが、頭でストーリーを浮かべやすいとお客さんが感じて、さらにそれが刺さっているのかなと思って。たくさんの人に届いたおかげで、自分のコンプレックスが強みに変わったんです。だから、どんどん形にして出していったほうがいいと思いますね。

――ここで、「憂鬱とバイト」オンエア



こもり校長:(楽曲を聴いて)めっちゃリアルでいいっすね。最初のほうの歌詞にある“週4のコンビニバイト”が、時間が経つにつれて“週6”になっている感じとか。

かやゆー:そうですね(笑)。

こもり校長:不平不満があっても、そのネガティブがちゃんと形になっていて。僕も愚痴とか言っちゃうので、気持ちがわかるというか。この曲は10代のころに作ったんですか?

かやゆー:19歳のときですね。

こもり校長:『閃光ライオット』のエントリーは、4月17日までです。「曲作りたい!」とか「何かやりたい!」と思っている生徒は、チャレンジしてもらいたいなと思います!

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聴取期限 2023年4月5日(水)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/



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