江原啓之「すごくいいスピリチュアルの呪文をお教えます」イライラを抑えられず、悩む相談者にアドバイス

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」

3月26日(日)の放送では、リスナーから届いた「感情や気持ちの整え方」についてのメッセージを紹介。江原が“ことば”を届けました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
母に対してイライラしたり、腹が立ったりして、口調も強くなってします。そのことについて数年前から悩んでいます。

どうしたらイライラせず、腹も立たないようにできるのかなどを、ノートにその都度書いては改善策を考えて実行するのですが、長続きしません。「この方法ではダメだから、別の方法をまた考えて……」の繰り返しです。そして母にイライラしてしまった自分にも腹が立ち、頭が変になっていくんじゃないかと思ったりします。

母は軽い認知症がありますが、1人で生活はできています。ただ、もともとの性格もあるのかマイナス思考なところがあり、5年ほど前から被害妄想が強くなりました。ここ数年はひどくなっており、私も疑がわれることがあります。通院もしていますが、症状は変わりません。

母には優しいところもたくさんあって、普通の親子の会話もしています。私の子どもが小さかったときは面倒も見てもらい、母にはとても感謝しているし、これからもずっと支えていくつもりです。ただ母や自分に対するイライラが、2~3日に1回ほどあり、それがとても重いです。

この気持ちをどうすればよいのか、アドバイスをよろしくお願いいたします。

<江原からのアドバイス>

江原啓之、奥迫協子



江原:協子さんはどうですか?

奥迫:私、この相談者さんはすごく優しいなと思うんですよね。お母さんのことを考えて、改善策をノートに書いて考えて、それで頭がいっぱいになるという。自分のことをダメだと責めていると思うのですが、私にとってみれば優しい人に見えます。

江原:協子さんがおっしゃるように、語弊があるかもしれないけど、この相談者さんは育ちの良い方だなと思います。優しいから、自分の態度を気に病んだり、イライラしてしまったときの改善策をノートに書いたりされていますよね。私は東京の下町の出でしょう? 普段が荒いから、何が酷いのかよくわからないんですよ(笑)。だいたい、発破を掛け合うのが下町だから「バカじゃないの!」とか平気で言いますからね。「ボケてんじゃねぇよ!」とか。だけど、映画「男はつらいよ」の寅さんと一緒で悪気はないんです。実は、そこに愛情もあったりして、そのルールをみんな下町の人たちはわかっています。そういった意味では、言葉ってやっぱり「言霊(ことたま)」「音霊(おとたま)」で、そこに魂が宿るから、言い方(が大事)だと思います。

ここで、相談者さんに、すごくいいスピリチュアルの呪文をお教えしたいと思います。イライラしてしまったことや改善策をノートに書くのも良いけれど、その分、必ず倍の数の「ごめんなさい」と「ありがとう」を言うこと。

奥迫:倍の「ごめんなさい」と「ありがとう」。

江原:そうです。「厳しく言っちゃったな」と思ったことの倍以上の「ごめんね。ごめんね。ごめんね」「ありがとう。ありがとう。お母さん、ありがとう」って言うと、この呪文が、自分自身の不甲斐なさを全部お祓いしてくれます。

例えば、ご夫婦でも、ご主人がちょっと認知症になってしまったときに、同じことを何回も何回も聞かれると「さっき言ったでしょ!」って、つい言ってしまうらしいんですよね。だから、苦しいって話をよく聞きます。気持ちはわかりますが、そこで「ありがとうね」って(伝えてほしい)。「さっき言ったでしょ!」と言ってしまったときに「あ、ごめんね。お父さん、ごめんね」と言って「ありがとう」って伝えると、自分への罪悪感っていうのがなくなるということです。

奥迫:肉親なだけに、期待しちゃうんですよね。「前まではできたはずだったじゃない!」とか。でも、(老化は)自然現象だし、それにイライラしてしまう自分に「ありがとう」「ごめんね」って言う。これは、自分に対して効きますね。

江原:殺伐とした暮らしってあるじゃないですか。例えば介護でお母さんやお父さんを看ていたり、いろいろあると思うのですが、そういったときに忘れてはならないのは、さっきの「言霊(ことたま)」「音霊(おとたま)」の呪文はもちろん、「幸せなワクワクする気持ち」。協子さんもよくおっしゃっていますが、この気持ちを作らなくちゃだめです。例えば、自分が大好きな音楽を聴いたり。音楽の力を、あなどっちゃいけないと思うんです。お年寄りとか認知症の方と一緒に楽しむには、童謡がすごくいいです。一緒に歌えます。私の知っている方のなかには、ご高齢のお父さんと「どんぐりころころ」を大声で歌ったあと、見送った人がいました。お年寄りの方や認知症の方に音楽療法で童謡が活かされるというか、けっこうハッキリしてくるそうです。

奥迫:なるほど。

江原:そして自分へのご褒美で、自分が大好きな曲や励まされる曲を聴いてください。イヤホンを付ければどこでも聴けるじゃないですか。そうやって好きな音楽を聴いて、常に温かい夢心地な自分であってほしいなと思います。

●江原啓之 今夜の格言
「言霊(ことたま)の力、活かしましょう」

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聴取期限 2023年4月3日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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