住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。3月16日(木)放送のテーマは「育休明けの復職を語ろう!」。放送時間内に紹介しきれないほどの多数のメッセージが届いたため、急遽、2週連続で同テーマの企画を実施することに。3月23日(木)の放送では、「育休明けの復職を語ろう!Part 2」と題して、さまざまなメッセージを紹介しました。今回の記事では、23日(木)の放送内容を紹介します。
※写真はイメージです
3月16日(木)の放送では、育休にまつわるさまざまな体験談や育休に対する課題が寄せられました。また、番組放送の翌日である17日(金)には、岸田文雄首相が男性の育児休業取得を促す新制度「産後パパ育休(出生時育児休業)」で、国から支払われる給付金の水準を引き上げる方針を固めたことを表明。
パーソナリティの住吉は「まさに今、社会でも育休への課題が日々動いているなと感じました。紹介しきれなかったみなさんからのメッセージもあり、急遽このメッセージテーマを実施することになりました」と経緯を説明しました。
パーソナリティの住吉美紀
――番組では前週に引き続き、リスナーから育休明けの復職に関するメッセージが多数寄せられました。今回は、そのなかから一部のメッセージを紹介します。
◆育休に協力してくれた周りへの感謝を忘れずに
息子の保育園が無事に決まり、妻が4月から仕事に復帰します。昨年に息子が生まれたときは、私も2ヵ月の育児休暇を取得しました。
自分の仕事を誰かにやってもらわないといけない引け目はもちろんありますが、腹のくくりようかなと思います。「ご迷惑をおかけします。いつもありがとうございます」と、感謝の言葉を伝えながら乗り切りたいと思います(40代前半 東京都)
◆育児と転職活動の両立に苦労
ただいま育休中で10ヵ月の娘がいます。今の会社には不平不満があるので戻る気がせず、転職活動中です。
市役所からは今の会社に復帰する条件で4月からの保育園を申し込み、内定をいただいています。転職する際は、前職と次の仕事の間隔を1日たりとも空けてはいけないこと、5月1日までに復職していること、労働時間も申し込んだときから下げてはいけない、などと言われています。ワガママなのは承知ですが、次の仕事が受かりますように……。私みたいな方はいらっしゃいますか?(30代後半 東京都)
◆母親の代わりとなる存在はいない
復職して感じたのは、子どもたちは意外にも母親が働くのを誇らしく思ってくれることです。
そして、優秀な家電たちにも救われています。これから復職される方へのアドバイスは2つです。
1つ目は「子どもの就寝時間は必ず守る」。丈夫な体づくりには睡眠が一番効果的。仕事へのリスク回避にもつながります。
そして2つ目は「お母さんの代わりはお母さんしかいない」。仕事の代わりは絶対ほかにいるはずです。代わりがいない職場なら、環境改善が必要な世のなかです。働くママさん、一緒に頑張りましょう!(40代前半 東京都)
◆独り言が癖になっている!?
5月から復職予定の42歳です。私の不安は「育休中の独り言を復職してからも言ってしまうのではないか?」ということです。
子どもに言葉を覚えてもらうため、頑張って話しかけるうちに独り言が増えました。仕事中にポロッと言ってしまいそうで怖いです(40代前半 神奈川県)
2週にわたり、リスナーからは育休明けの復職について、さまざまな視点からの意見が寄せられました。メッセージを受け、住吉は「現代社会の仕事の構造、女性の働き方の問題、出産と子育てをどうするかなど、育休の話だけは終わらない大きな話です。育休に限らず、いろんなことに向き合っていきたいと思いました」と語りました。
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/