▼ 映画『零落』公式サイト
https://happinet-phantom.com/reiraku/#modal
竹中「どうも、こんにちは!
リップクリームを忘れてしまって困っていたけど、見つけたんでもう大丈夫です」
杏子「あはは(笑)」
松室「始まる前に大量に付けていらっしゃいましたね(笑)」
竹中「慣れないリップクリーム付けたもんだから、唇につけようとしたら、
すごいたくさん出ちゃって、うわーって。
もったいないことしちゃったよ~やんなっちゃう」
竹中さんと杏子は、2018年10月に
RCサクセションのチャボさん主催のライブで、デュエットしていました。
スタジオに2人で ”秘密の特訓”をした仲でもあります(笑)
今回、スタジオにお越しいただいたのは、
竹中さんの10本目となる監督作品、映画『零落』(3月17日公開)について
お話をたっぷり伺うためです!
『零落』は、原作:漫画家 浅野いにおさん 、
主演は、斎藤工さんです。
人気漫画家である主人公:深澤が、8年間の連載が終了した後に
新しい漫画が描けず、落ちていく…というストーリーです。
竹中「本屋さんでタイトルに惹かれちゃって。偶然見つけて。
ある種、私小説的な雰囲気はありますよね。
行き詰まって、漫画が描けなくなっていく、その心の流れがロマンチックで
女性が入り組んだ感じも、なんだか切なくて、美しかった。
絶対に実写化したい!と思ったんです。浅野いにお という人間にだけ向かって。
お客さんのこと考えたことない(笑)」
松室「拝見させていただいたんですけど、僕は作り手が思う事や、
周りから言われる言葉、それに対して”お前らわかってない”とも言えないもどかしさ。
そういう自分の中にあるもので、すごく共感出来て、
何かを作る人には、すごく刺さる作品だなと思いました。」
竹中「よかった~。
漫画が持つムードが映像的で、このシーンはここで撮りたいとか、色んな物が浮かんで、
タイトルは、絶対この場所で縦書きに出したい!とか。
話の内容がズシンときているけど、映像のことばかりが良い具合に浮かんできて。
自分が昔彼女と別れた場所とかね」
杏子「切ないけど、映像がとにかくキレイ。」
今作で主人公の妻であり、敏腕漫画家編集者を演じたのは、MEGUMIさん。
竹中さんが映画準備中に、ドラマの現場で一緒だったことをきっかけに、
プロデューサーも務めていらっしゃいます。
竹中「『私映画のプロデュースやってみたい』って、いうから
役もやって、プロデューサーもやろうぜって誘ったんですよ。
そしたら、やるやる~って。」
杏子「あ!そうだったんだ!
そして、猫目の風俗嬢は、趣里さん。」
竹中「もう、趣里しか考えられなかったね。
原作にそっくりで、趣里がモデルじゃないの?って。」
杏子「映画って私は完全に観る側なんですけど、
キャスティングってすごく大事ですよね?」
竹中「バンドと一緒です。セッションする感じ。
音色で選ぶ感じあります。永積崇も。」
松室「そう!僕、永積さん、最後まで気がつかなかったんですよ!
あ、あれ永積さんか!って」
竹中「初の役者だよ。うまいよね。
ミュージシャンって、良いんですよね、お芝居が。」
さまざまなミュージシャンが、端役で登場するのも
今作で注目したいポイントです!
斎藤工さんとは、斉藤さんのブレイク前から交流があり、
映画『ゾッキ』で山田孝之さんも交え、三人で監督とつとめています。
その『ゾッキ』のプロモーション期間中に
2人でご飯を食べていた時に、『零落』の話に…!
竹中「最近、準備している映画があるかを聞かれて、
浅野いにおの『零落』を撮りたいと思ってるって言ったら、
読んでます!参加したいです!って言うから。
じゃあそのまま、主人公やろうぜ!って感じで(笑)」
松室「すごい!」
杏子「ほんとに!
あの堕ちていく感じがね、すごい良かった!
ぜひスクリーンで見て欲しいです。」
竹中「そう。ぜひ、スクリーンで見て欲しい」
4月4日(火曜)には、
映画に関わったアーティストたちが参加する イベントも開催予定。
▼零落ナイト / LIQUIDROOM [リキッドルーム] 詳細はこちら
https://www.liquidroom.net/schedule/reirakunaito_20230404
来週も、竹中さんにお話うかがいます。
お楽しみに!
M1. 60W / リーガルリリー
M2. ドレミ / ドレスコーズ