TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、アーティストのZeebraさんとKEN THE 390さん。キングギドラの結成30周年の振り返りや、子育ての面白さについてお2人が語りあいました。
▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!
(左から)KEN THE 390さん、Zeebraさん
◆キングギドラ結成30周年! 不仲だった時期も…
KEN THE 390:最近はすごくレコーディングをしている感じなんですか?
Zeebra:今日も昼間はスタジオに行っていたし。大体週に1回は(キングギドラのメンバーに)会っているね。
KEN THE 390:じゃあけっこうなペースですね。
Zeebra:ただ、会ってなにもしないときもあったりするのよ。スタジオの無駄遣いというか。みんなで会ってNetflixをただ観ているだけとか(笑)。
KEN THE 390:ははは(笑)。こんなに続いているグループなのに逆に仲がよすぎると思います。
Zeebra:まあね。でもほらRHYMESTERみたいにさ、キングギドラってずっとやっていないじゃない。
KEN THE 390:確かに。
Zeebra:結成からはまあまあ経つけれども。結成が1993年だから今年で結成30周年なのよ。だけどアルバムは2枚しか出していないから、そういう意味で考えるとそんなにいつも一緒にいたわけではないから。ちょっと仲が悪い時期もあったけど(笑)。
KEN THE 390:そんなに期間が長ければ、それはそうですよね(笑)。
Zeebra:でもこの数年は本当にみんな仲がよくて。まあ趣味の話とかがとにかく多いかな。
KEN THE 390:ヒップホップ50年、ギドラ30年ってやっぱりすごいことになってきていますね!
◆子育てラッパーの見え方の変化
Zeebra:子どもが幼稚園から小学生ぐらいになってくると、少しお母さんの手を離れてきて、お父さんの(家庭内の)仕事も減ってくるみたいになるじゃない。
KEN THE 390:確かにそうですね。いま自分が父親になってみて、子育てをしているラッパーの諸先輩方の見え方が変わってきましたね。
Zeebra:本当?
KEN THE 390:時間的な制約とかも絶対にできるじゃないですか。物理的な問題とかも。そのなかでハードなヒップホップシーンにずっといるのって「胆力」が求められるって自分でもすごく思うんです。
これをずっと続けていて、それこそお子さんが大きくなった人たちって、ラッパーの先輩でも限られているじゃないですか。それで周りを見わたしたときに、やっぱりジブさんは何回も子育てをされていますから。
Zeebra:一応4回も育てたからね(笑)。
KEN THE 390:どうやったらそんなことができるんだろうと思って。
Zeebra:自分のお子さんと同世代の子どもがいる仲間とかはいないの?
KEN THE 390:TARO SOULとかはそうだったりしますね。
Zeebra:まだ一緒に遊ばせる歳にもなっていないのか。多分これから増えてくると思うよ。いわゆるパパ友的な、もともと自分も友だちだけどさらにパパ友としての付き合いも。
KEN THE 390:子どもを通じてみたいな。
Zeebra:ディズニーランドにお互いに家族同士で行くみたいなことも出てくるのかな。俺はそれこそ眞木蔵人が完全に同じ世代。長女と向こうの長女が同い年で、ほぼ同じようなタイミングで生まれているから、その2人が超大親友でさ。こっちも楽だから「一緒にスノボ行こう」とかもあったしね。
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/