雨宮塔子×渡辺有子 ラジオ対談~フランスのマルシェ、旬の食材、パリでの滞在を語る~

ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍する“ふたり”が語らうTOKYO FMの番組「三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~」。

今回のゲストは、雨宮塔子さん(フリーアナウンサー、エッセイスト)×渡辺有子さん(料理家)です。ここでは、フランスのマルシェや旬の食材、渡辺さんのパリでの滞在の様子などについて語りました。


渡辺有子さん、雨宮塔子さん



雨宮さんは、アナウンサーとして情報やスポーツ、ラジオ番組などで活躍された後に、単身、フランス・パリに渡り、フランス語と西洋美術史を学ばれました。

一方、渡辺さんは大学卒業後、料理家のアシスタント、編集プロダクションでの勤務を経て、料理家として独立。雑誌、テレビ番組、イベントなど幅広い分野で活動し、料理だけではなく、丁寧でシンプルなライフスタイルも人気を集めています。

◆パリでは暮らすように滞在する

雨宮:フランスといえば、有子ちゃんも買い付けによく来るもんね。

渡辺:パリにとにかく行きたという感じで行っていて。

雨宮:そして滞在中は住むように暮らしていて。

渡辺:フランスは、美味しいものがいっぱいの国でもあるしね。

雨宮:有子ちゃんから見て、野菜も果物も違う?

渡辺:全然違う! 日本の良さももちろんあるし、季節を感じるのは、日本料理でもあることだけど、フランスのマルシェに行くと、本当に美味しそうなものが並んでいて、その季節でないと食べられないものがきちんと守られている。

雨宮:確かに旬を大事にしているかも。

渡辺:キノコが美味しい季節だったらキノコがふんだんに出ていて、それをバターで炒めただけでも美味しい。手をあまり加えなくても美味しくて、“野菜の味が濃い”と思った。
ジャガイモ1つとってもいろんな種類がある。オーブンで焼くだけでもいいし、茹でるだけでも美味しいし。初めてフランスに行ったときにジャガイモのグラタンを作ったときは、「こんなに美味しくできるんだ!」と思ってびっくりした。

旅行中、そんなに長い旅行でなくても滞在している間にずっと外食だとちょっと疲れるので、キッチンがあるホテルにすると自分のペースで食べたいものを買ってこられるし、現地の味が楽しめるし、外食ももちろん美味しいけど、マルシェで買った味を試せるのはすごく魅力的で楽しい。

雨宮:(パリで)料理教室を開いてくれたよね。在住日本人の友達を集めて、フランスの食材で作ってくれて、美味しかったし、すごく勉強になりました。

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集英社『eclat(エクラ)』にて「雨宮塔子が見つけたパリおしゃれの感性」短期連載中。
雨宮さんのYouTubeチャンネル『A l’aube by Toko and Maho』も更新中。

▶▶番組Webサイトでは、この記事の放送内容をPodcastで配信中です。

<番組概要>
番組名:三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
ナビゲーター:田中麗奈
番組Webサイトhttps://www.tfm.co.jp/curators/