https://twitter.com/chizunakamoto
https://www.instagram.com/riccieveryday/
仲本さんは、アフリカンプリントを取り扱う、
ウガンダ発のブランド『RICCI EVERYDAY』を2015年に創業されました。
事業を通じて、現地の女性を支援しています。
そんな仲本さんは、静岡県生まれ。
4人兄弟の一番上で、"ジャイアンのようだった" とご自身を振り返りました。
「活発で、近所の子供チームをまとめて劇を作ったりして。
高校の時に、国連難民高等弁務官、緒方貞子さんを知って、
国際関係を学びたいと思いました。
紛争問題を勉強していく中で、アフリカに興味が出ていき、
大学院まで研究するようになっていきました。」
紛争地域への支援を考えながらも、
”社会のことを知らなくてはいけない” と、大学院を修了後は、大手銀行に就職。
2年半の社会人経験を積み、国際農業NGOに参加されました。
「NGOに行こうと思ったのは、311が私の中ではきっかけでした。
あの時に、志半ばで命を失った方々がいる中で、
”このままで良いのか” と自分の人生を問いました。
やりたいことを先延ばしにするのはもうやめようと、そこからNGOなど
アフリカに関係ある団体への転職活動を始めました。
どんな震災が起こった地域でも、現地や地元の方々は、
日々前に進んで行かなきゃいけないという、現実があると思うんです。
だからこそ、その地域に住んでいない私たちは、常に意識は向けていかないといけない、
風化させてはいけない。自分たちの出来る範囲のところから、
間接的でも繋がっていくことが大事なのかなと思います。」
ウガンダ発のブランド『RICCI EVERYDAY』は、立ち上げから8年。
走り続けてきた仲本さんですが、"起業" や "国際協力" などの経験を生かした
若い世代への教育事業もスタートされます。
さらに、今年5月には、書籍も発売される予定だとか。
「今まで私たちは、ウガンダの価値観の違う人たちと、
どうやってコミュニケーションを取りながら新しい価値を生み出すか、というのをやってきました。
そういうことって、不確実性の高まっている時代を生き抜く人たちに
すごく重要なんじゃないかな、と思っています。
そういったリーダーシップなどを学べる授業やコンテンツが出来るといいかなぁと思っています。
実は、今1つトライアルをしようとしている学校があって…
うまくいけば5月頃に開始できるかなぁ~という状況です。」
最後に、仲本さんの『元気の源』を伺いました。
「私の元気の源は、『新しいことを考えること』なんです。
思いついたら、ノートに書きます。キーワードとかを箇条書きに。
”こういうことが出来たらいいなぁ” とか、”こういうビジネスやったら面白いかな”
”こういう社会になったら楽しいかな” っていうのを考えると、
じゃあ今は何をしなくちゃ、とやる気が出てきます。
継続させないといけないんですけど、まずは火をつけて。
火が消えても、いつかそれに関する情報が入ってきたら、
”あの時はこう考えてたな” とまた火がつきます。
そういう『新しいことを考えること』 が、前向きにさせてくれます。」
これからも、活躍を楽しみにしています!
2週にわたり、ありがとうございました。
M. HERO / Mariah Carey