木村拓哉「いや~すごいな!」アンミカのパリコレデビューまでの道のりに驚き

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30~11:55)。4月のマンスリーゲストは、モデルでタレントのアンミカさんです。4月9日(日)の放送では、モデルの夢を抱えて10代で渡ったフランス・パリでの経験について語りました。


1972年、韓国・済州島生まれ、大阪育ちのアンミカさん。1993年にパリ・コレクションに初参加。モデル、タレントとしてテレビやラジオ、執筆活動、化粧品プロデュース、ジュエリーデザインなど、活動は多岐にわたります。

◆“運命”を変えた父からの手紙

最初に所属したモデル事務所を退所して以降、しばらくフリーでモデル活動を続けていたアンミカさん。とあるモデル事務所のオーディションで「8kg痩せてきたら」と言われたため、3ヵ月で13kgぐらい減量して再訪したところ、「キャラが違う」と落とされてしまったことも。

しかし、その光景を見ていた事務所スタッフが「社長がそう言ったのに、入れないのはおかしい。根性があるし、私はこの子を見込んだ。これから半年間、裏でオーディションを回してあげる。それで(仕事を)取ってくる確率が高かったら入れてあげましょう」と言ってくれて、そのモデル事務所の候補生としてオーディションを回してくれるようになったそうです。

そして、仕事を取れるようになってきた頃、京都のディスコクラブで開催されるショーの依頼が。しかし、詳細を見ると、海外の雑誌がスポンサーについてはいるものの、学生のデザイナーが友達をモデルとして使ったショーで、プロのモデルはいなかったため、断ったそうです。

そんなときに、父親からの手紙が届きます。父が初めて日本語で書いた手紙には、「頑張っているのか? 一流になると信じているし、努力するのは当たり前。チャンスは、神様が後ろから人に与える。努力したあと、どこにチャンスがあるかは自分で探していくんだぞ」と書かれていたと振り返るアンミカさん。

父の言葉にハッとしたアンミカさんは、1度は断った京都のファッションショーを観に行くことに。

「それで行ったら、世界で10本の指に入るカメラマンが来ていて。『明日、フォトシューティングをやるんだ。君やらない?』って声をかけられたんです」と回顧。

続けて「コンポジット(宣材写真)もダサいのしかなかったので、作品撮りもしたくて行ってみたら、その作品がヨーロッパの広告の賞を獲ったんです」と転機を振り返ります。

アンミカさんによると、そのときに同席したデザイナーの1人が、ファッションブランド「beauty:beast(ビューティービースト)」の創立者・山下隆生さんだったそうです。

その後、山下さんがパリコレに出ることになった際、「モデルとして連れて行ってもらえたんです。その打ち上げに、(最初の渡仏でパリのモデル事務所のオーディションを受けた際)私にアドバイスをくれたマネージャーさんが来ていたので、『私のこと覚えていますか?』『何百人も見ているから知らんと思うけど、またオーディション行かせてください』って言ったら、『明日おいで。君、今日すごく良かったよ』と言ってもらって、その事務所に入れたんです」と経緯を語ると、木村は「いや~すごいな! 遠回りしたけどすごいね!!」と驚きの声を上げていました。

次回の放送は4月23日(日)です。

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聴取期限 2023年4月17日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/

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