スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
4月16日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原から、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
6ヵ月の息子と番組を聴いています。
息子を妊娠・出産してからしばらくの間は、望んで妊娠したのに、産まれてくる楽しみよりも不安のほうが大きくて「母親としてダメなんじゃないか……」と、いつも思っていました。
安産で出産することができ、不安ながらも必死で子育てして半年が経ち、今では「出産して良かった」「この子が来てくれてとても幸せ」と思えるようになりました。周りの家族もとても喜んでいてくれて、息子もみんなに大事にしてもらっており、本当にありがたいです。
私は心配症なので、今の世の中を見ていると、この子が大きくなるときはどんな社会になるのか、正直、不安です。でも運命は変えられるものと信じて頑張って生きていこうと思います。
<江原からのアドバイス>
江原:不安なことを見たらキリがないですよね。小さなお子さんは、あの世から来たばかりで逆に言うと先輩なので、お母さんにいろいろと教えてくれているのだと思います。
だけどやっぱり、みんな誰もが不安や心配はありますよね。でも世の中を案じて、それに策を打つことも大事ですが、そこで忘れてはいけないのは「眉間にシワを寄せて生きてはいけない」ということ。毎日を楽しまなきゃ。日本人は「楽しむ」ことにちょっと嫌悪感があるんですよね。
奥迫:そうなんですよ。罪悪感がある。
江原:「楽しむ」って、すごく些細なことなんです。例えば、おいしいお茶を1杯飲んだところで「はぁ~幸せ」って思うのも楽しみでしょう?「楽しみ」っていうと物質的に思われるのですが、違うんです。協子さんは、1日のなかで一番楽しいことはなんですか?
奥迫:“いい子ちゃん”ぶっているかもしれませんけれど、お掃除をしているときがすごく楽しいんです。
江原:へぇー! 素晴らしいと思います。楽しみって人それぞれ違いますものね。私は布団に入るとき(笑)。
肌触りの良い布団に包まって、「ぬく~い」とか「あぁ~」って思う瞬間。寝る前にYouTubeとかを観ながら、睡魔に襲われるのが好きなんです。ギリギリまで寝ない。
奥迫:間(はざま)の瞬間(笑)。
江原:そう。「寝るもんか、まだ寝るもんか……」って。だから観ていても内容が頭に入っていないんですよ。そのうち、布団に入って「はぁ~」って思って寝るのが快感。人間の喜びなんて、すごく些細なとこにあります。
だからと言って、私が普段からそんなことばっかり思って生きているわけではありません。未来のことを考えたり、食のことも考えたりします。いろいろと世の中や社会に対して考えたり、未来を明るくしたい、子どもたちに良い未来を……と思ったりしつつも、布団に入る瞬間の幸せも大事。毎日、聖人みたいに十字架を背負って血を流しながら歩くのが正しい生き方じゃないと思います。
奥迫:本当、そうですよね。
江原:だから、これは未来への幸せの種まきと、自分への種まきも忘れちゃいけない、ってことじゃないですかね。
●江原啓之 今夜の格言
「幸せは足元から未来へ続きます」
江原啓之、奥迫協子
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聴取期限 2023年4月24日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/