ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。4月15日(土)の放送は、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介(Vo./Gt.)さんと田淵智也さん(Ba.)が登場。4月12日(水)にリリースされたニューアルバム『Ninth Peel』、さらにはバンドが長続きする秘訣について語ってくれました。
ジョージ・ウィリアムズ、斎藤宏介さん、田淵智也さん、安田レイ
◆追い込まずに作ったニューアルバム
――ニューアルバム『Ninth Peel』はどんなアルバムになりましたか?
田淵:いつもはアルバムの全体図みたいなものをイメージしながら作っていくんですね。1曲できたときに“このパーツがここに入ったから、他のパーツを作っていくぞ!”“この曲は、こうやってつながったらかっこいいぞ!”って、アルバムの解像度を上げながら進めていくんですけど。
今回は制約をあまり設けず、とにかく曲を作って「やった! いい曲ができた。このままデモを作っちゃえ!」みたいな、自分のなかで“追い込みをあえてしない”というのが(これまでとの)違いですかね。
――今後も、その方法で作っていくんですか? それとも今回だけ?
田淵:もう19年もバンドをやっているから、毎回、追求・追求みたいな感じでやったり、アルバムを作るうえで毎回同じテーマでやり続けても、(これから先も)長く作っていくうえでは、(今までの制作方法では)自分たちが楽しめないかもしれないと思って。
だから今回は“これぐらいの力の入れ加減で作った曲が確か人気があったな”とか、“気合を入れて作りすぎないほうが逆にいい曲になることもあるかも”みたいに、昔の自分と照らし合わせながら、自分自身も楽しんで作ったっていう背景がありますね。
◆2024年で結成20年、長く続ける秘訣は?
――来年で結成20周年、この数字を聞いてどうですか?
斎藤:人生の半分以上になりますからね、最初は正直、そんなに続くとは思っていなかったです(笑)。
――長く続ける秘訣はありますか?
斎藤:結果的に(バンドスタイルが)向いていたんだと思います。あとは“3(人)”っていう数字も良かったのかもしれない。例えば、(1対1で)意見が対立したときに、誰かが1人になってしまうじゃないですか。だから、できるだけ“1人ぼっち”の状態がないように、常に気遣いながらやってきたかな(笑)。
田淵:根を詰めてやると、たぶん19年も続かないと思うんですよね。スタッフも含めて一緒に歳を取っていくから、(バンドに)自分の我を入れすぎないとか、ある程度は手放すところもある、そんなバランス感覚(が大切)。
ただ、一番大事にしないといけないことは、例えば僕たちなら“ライブはかっこよく”みたいな、絶対に必要な部分だけは見失わないようにして、手放すところは手放すことが人間関係的にも良かったんじゃないかと。いつからかそういうポジションの取り方をするようになっていったのが(長く続けていくうえで)大きいと思いますね。
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2023年4月23日(日) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です⇒
詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/cdj/