今年の3月11日は、福島県いわき市の「いわき震災伝承みらい館」で行われた、
3.11ふくしま追悼復興祈念行事『キャンドルナイト』に参加。
『奇跡のピアノ』ミニコンサートで、奇跡のピアノを弾かせてもらいました。
奇跡のピアノを復活させた、いわき市在住のピアノ調律師、遠藤洋さんの娘さんで、
フルーティストとして活動している遠藤優衣さんと共演。
2曲を演奏しました。
今回は、3月11日の翌日に浪江町(なみえまち)に行ってきました。
東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域だった浪江町ですが、
定復興再生拠点区域の避難指示が今年の3月31日午前10時に解除されました。
今回は、福島相双復興官民合同チームの責任者の案内とで、
視察に同行をさせていただきました。
全町避難を強いられた浪江町は、
2017年3月に町の東部が避難解除されましたが、
8割が帰還困難区域として残っています。
復興拠点の解除は、葛尾村(かつらおむら)、大熊町(おおくままち)、
双葉町(ふたばまち)に続き4例。
今回の復興拠点は、避難解除地域に接する室原(むろはら)、
末森(すえのもり)地区、山あいの津島(つしま)地区に加え、
伝統工芸品「大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)」の窯元およそ20カ所などでした。
まずは、大堀・帰還困難区域と「福島いこいの村なみえ」を視察。
「福島いこいの村なみえ」は、令和3年8月8日にグランドオープンした、
大浴場と食事が自慢の憩いの施設。
浪江の駅からおよそ5分で緑豊かな自然に包まれた小高い丘にあります。
宿泊施設は、2階建て宿泊棟と、二本松市にあったログハウスタイプの仮設住宅を活用したコテージがありました。
「福島いこいの村なみえ」の次は、「震災遺構浪江町立請戸(うけど)小学校」へ。
2011年3月11日、甚大な被害を受けた浪江町立請戸小学校。
奇跡的に全員が無事避難することができたそうです。
地域のシンボルである請戸小学校を震災遺構として、
2021年10月から一般公開されています。
機会がありましたら是非、お立ち寄りください。
********************************
番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。
メールの方は、番組ホームページから!
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。
「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。
被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。
お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com
あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。
関連タグ