TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、ハリセンボンの近藤春菜さんとお笑いタレントの横澤夏子さん。ここでは横澤さんが感動した、番組収録時の近藤さんの一言について振り返りました。
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(左から)近藤春菜さん、横澤夏子さん
◆大阪の番組で飛び出した、春菜の秀逸な一言
横澤:カレンちゃんと一緒にやっていた大阪の番組で、女芸人とイケメンがデートするっていうコーナーがあったんですね。私はそれをスタジオで観ていて、「24時になったら、シンデレラのように女芸人に戻らなきゃいけない」っていう設定で、(24時を過ぎると)イケメンの前で鼻フックをするみたいな企画だったんですね。
春菜さんがスタジオに来られる前に1本目を収録していて、私はそこで「なんでこんなことをしなきゃいけないの、かわいそうじゃん」みたいな当たり障りのないコメントをずっとしていたんですよ。
で、春菜さんが2本目の収録タイミングで来られて「24時になったら女芸人に戻らなきゃいけない。女芸人になるまで残りあとわずか」みたいなナレーションが挟まっていく段階で、春菜さんが「いや、女芸人、バケモノじゃねーから!」って、でかい声で叫んだんですよ(笑)。私、すごすぎると思って。
近藤:(24時以降は)魔法が解けちゃうみたいなね(笑)。
横澤:この言葉って秀逸だなと思ったんです。いろんな取材で私も「横澤さんって女芸人なのに、恋愛はどうされてきたんですか」とか、「女芸人なのに結婚、出産をされて」とかすごく言われて、「いや、バケモノじゃねーから」って。
今までの女芸人に対する世間の目じゃないですけど、それが春菜さんの一言に詰まっていたんですよ。すごいスッキリするし、ちゃんと周りが笑える言葉で言い負かせてしまう春菜さんって、かっこいいなと思いました。
近藤:いやいやいや。
横澤:本当に家訓にしたいくらい(笑)。本当に感動した言葉なんです。
近藤:スタッフさんもそんなつもりじゃないんだろうけど、コーナーに対してそう思っちゃったのよ。「24時で女芸人に戻らなきゃいけないってなに?」って。
私たちは(芸人を)やりたくてやっているし、なんならイケメンとデートみたいなのも、女芸人の姿も含めて楽しんでくれるのがベストなのに、すごく着飾って自分じゃない人を演じるような演出だったから「これってなんなんだろう」とか思っちゃって(笑)。
横澤:素晴らしい一言でした!
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/