『土を喰らう十二ヶ月』

今日ご紹介する映画は・・・

四季折々を食で綴るヒューマンドラマ。

水上勉による料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二ヶ月」が原案

出演は沢田研二、松たか子。監督は中江裕司
料理研究家の土井善晴さんが作品中に出てくる料理を担当しています。

 

長野の山荘で一匹の犬と暮らす初老の作家、ツトム。

日々の楽しみは、畑で育てた野菜や山で収穫した山菜など、旬の食材を使った料理を作ること。

また、時折尋ねてくる担当編集者で恋人の真知子と旬の料理を一緒に食べることも

彼にとっては格別の時間でした。

 

そして季節の移り変わりと共に起こる日々の出来事。

食べること、生きること、死ぬこと、見送ること、感謝すること・・・

そんな日常に心の揺らぎを感じながら、ツトムは食と向き合いペンを走らせるのでした。