矢田亜希子「『私はおじさんたちに気に入られない』って思いました(笑)」10代で芸能界入りした当時を回顧

お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」(毎週土曜 17:00~17:55)。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。

4月15日(土)放送のお客様は、矢田亜希子さん。ここでは、現在の事務所に入った当時からデビューまでを振り返りました。


矢田亜希子さん



1978年生まれ、神奈川県出身の矢田さん。1995年にドラマ「愛していると言ってくれ」(TBS系)で俳優デビュー。その後は「やまとなでしこ」「白い巨塔」(フジテレビ系)など、数々の話題作に多数出演。近年はバラエティ番組でも活躍しており、川島がMCをつとめる朝の情報バラエティ番組「ラヴィット!」(TBS系)では番組開始当初から水曜レギュラーをつとめています。


TOKYO FMのラジオ番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」4月15日(土)放送ゲスト:矢田亜希子さん



◆人生が変わったTBSでの出会い

川島:矢田さんはスカウトがきっかけでデビューに至ったんですよね?

矢田:そうです。中学2年生のときに「ラフォーレ原宿」で母と買い物しているときに、今の事務所の社長にスカウトされました。

川島:いきなりですよね。芸能界に入るつもりはなかった?

矢田:ないですね。中学2年生で、まだまだ子どもだし。うちの社長が母に声をかけたのをすごく覚えています。

川島:それでお母さんから「スカウトされてるよ?」「どうする?」って感じやったんですか?

矢田:そうなんですよ。あと、スカウトされたのはその1回だけじゃなかったですね。

川島:なぜ今の事務所になったんですか?

矢田:当時、有名なモデルさんがいて、雑誌を見せられて。今の社長が、1ページいくらで「バイト感覚でいいよ」と言ってくれたんです。なので、「高校に行ったときに考えます」って感じで、そのときはお断りをしていました。

川島:当時は、お芝居もやるつもりはなかったんですね。最初はモデルとして?

矢田:そうです。でも、オーディションを受けても全然受からなくて……。


川島:えっ!? 矢田さんが?

矢田:CMもいっぱい受けましたが、全部落ちましたね。「私は本当におじさんたちに気に入られない」って思いました(笑)。

川島:そこまで落ちるとそう考えますよね。

矢田:周りは自己PRがすごいんですよ。自分は苦手だから、それは嫌われますよね。

川島:そういう人が選ばれるんだろうなとは思っちゃいますよね。そこから、どうやる気になっていくんでしょう?

矢田:オーディションに受からないときに、社長に「これからTBSに行くから」って言われて。ちょうど私も時間があったので、「ついでにTBSで顔見せでもするか」って話になったんです。TBSの正面玄関に入ったら、そこに、たまたま貴島誠一郎さんという名プロデューサーがいらっしゃって、「うちの新人です」と紹介されました。

川島:そこで、「いいね」と。

矢田:「いいね」というか……「よし! じゃあ台本読んでみよう!」みたいな。

川島:いきなりオーディション的なものが始まったんですね。TBSへのご挨拶まわりがなかったら、もっと時間がかかっていたかもしれない?

矢田:そうですね。

川島:ですし、芸能界が合わないと思って諦めていたかもしれないですよね。

矢田:はい。なので、TBSは思い出の場所でもあるんです。

*  

矢田亜希子さんの最新情報は、矢田さんのオフィシャルブログ、Instagramをご確認ください。

▶▶毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組(AuDeeSpotify)も配信中です。

次回4月29日(土・祝)放送のゲストは、お笑い芸人・横澤夏子さんです。

<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/

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