第398回 小林麻利子さん ②

ゲストは先週に引き続き、眠りとお風呂の専門家で、公認心理士の小林麻利子さん。

https://ameblo.jp/mariko-kobayashi/

https://www.instagram.com/marikokobayashi.sleep/

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今週は、小林さんの生い立ちのお話から。

小林さんは、京都府のご出身。
活発な幼少期を過ごし、中学高校の学生時代は吹奏楽部だったとか。

小林「私、二卵性の双子で、小さい頃から競い合う!という感じで負けず嫌いな性格でした。
   なので、子供時代は ”とにかく頑張らなくちゃいけない”と育ちました。
   その影響が社会人になってもあって、”男性に負けてはいけない”とか、
   ”遅くまで仕事しなくしゃいけない” "寝不足万歳!” という生活でした。」

ご自身も睡眠の悩みを抱えていたことから、
第二子妊娠中に受験期を迎え、国家資格である 公認心理士を 取得。
さらには、同時期にスリープライブ睡眠研究所を設立されています。

科学的根拠のある最新データや研究を元に、

睡眠や入浴をはじめとしたマンツーマン指導をされ、3,750名以上の悩みを解決されてきました。

今年1月には、

最新著書『わたしと向き合う1日10分のお風呂習慣  小林式 マインドフルネス入浴法』が発売。
”やることが多くて、焦りだけ募ります” など、
多くの人が抱える60の悩みとそれに対応する心理療法の回答が書かれています。

小林さんご自身も、2人のお子さんの育児にも追われるという日々で、
毎日マインドフルネス入浴法を実施しているそう。

小林「”やることが多くて、焦りだけ募ります” の対策としては、

   『整う4分間』 『想う5分間』『結ぶ1分間』のうち、『想う5分間』で、
   身体1つ1つの部位に意識を向けていく体のボディスキャンをやっていただきたいです。
   悩み、焦っている時は、心拍数も上がり、身体が凝り固まったり、血流が悪いところがあるかと思います。
   頭を浴槽の縁に預けて、ゆっくり呼吸を繰り返し、足先からボディスキャンをします。
   頭にむかって順番に意識を向けると、違和感があるところがわかってきます。
   そういったところに少し手を当てて、指圧をしたり、呼吸を深めると、
   私たちの身体はすごく不思議なんですが、少し楽になります。
   何か1つの意識に向けることで、自然と心が穏やかになっていき、
   結果として、ストレス度が下がっていくという結果も出ています。」

小林さんは、眠れない人を救うため、新しいサービスとして、
睡眠改善カウンセリングの全国展開もスタート!
今年3月に全国展開を始めて、今は青森、石川、東京2店舗、福岡の5店舗となっています。

睡眠を変えるには、なによりも、生活習慣や思考の改善が大事だそう。

小林「なかなか子供が眠れない、という時、お風呂の入る手順が違っている場合があります。
   例えば、寝る直前に入ったり、ママは足湯だけにするとか、何時に一緒にはいると決めるなど
   その家庭ごとにポイントがあります。
   そういうポイントを指導する体制を作ることが、日本には必要だなと感じていました。
   睡眠や入浴に関する悩みを抱える人は多いです。家族1人1人は違う考え方ですから、
   私が介入して、1つずつ紐解いていき整理整頓していきます!
   すると、夫婦関係や親子関係への改善にもつながっていくご家庭も多いです。」

最後に、小林さんに元気の源を伺うと...『呼吸』とお答えいただきました!
家族のイライラ、落ち込みなどを取り除くための

”吸って~吐いて~” の言葉は、家訓のようになっているとか。

2週にわたり、ありがとうございました!



M.  I LOVE  /  Official髭男dism