声優界随一のサイクリスト・野島裕史がパーソナリティをつとめ、自転車をテーマにお届けするTOKYO FMのラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。5月14日(日)の放送は、
前回に引き続き、国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」組織委員会委員長の栗村修さんをゲストに迎えてお届けしました。
(上から)パーソナリティの野島裕史、栗村修さん
◆自転車ロードレース観戦の醍醐味とは?
野島:栗村さんが大会組織委員会委員長をつとめるUCI公認の日本最大の国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン2023」。いよいよ開催(5月21日(日)スタート)が近づいてきましたね。
栗村:まもなくですね。5月は日本では“自転車月間”となっていますが、そのなかで開催される「ツアー・オブ・ジャパン」。ぜひ、みなさんにも会場にお越しいただければと思います。
野島:やはりスポーツを楽しむためには、まずは“生”で観ること。もちろんテレビ中継もいいですけど、迫力が全然違います! 親近感も増しますし、感じるものが違いますよね。
栗村:特にこの3年間、コロナ禍でリモートになり、YouTubeなどでも素晴らしさや感動を得ることはできますけど、人間が本来持つ「五感で感じること」が少なくなっていたと思うんです。そうしたなかで、自転車レースは生で観ると本当に五感が刺激されます。
自転車はサイレントスポーツ、音のないスポーツと思われがちですが、選手たちの息遣いや走行音も結構あったりするんです。そして、選手たちが走る集団を“プロトン”と言うのですが、そのプロトンが通り過ぎた後は帽子が吹き飛ぶ勢いの風が吹いたり、選手たちがコロンをつけていると、戦う男たちが通り過ぎた後に素敵な香りがすることもあるんです。
野島:嗅覚も感じられるんですね。
栗村:そうなんです。僕が女子だったら一発ですね。
野島:誰の匂いなのか、わからなそうですが(笑)。
栗村:わからないかもしれないけど、とりあえず好きになります(笑)。鍛え上げられた肉体と風、そして匂い。すべてが揃っています。
野島:では、改めて「ツアー・オブ・ジャパン」への意気込みを教えてもらえますか?
栗村:ようやく我々主催者、そしてチーム、選手、さらにはファンのみなさんが待ち望んでいた8日間8ステージのフルスペック開催が戻ってまいります。お近くの方もそうでない方も会場に来ていただいて、選手に熱い声援を送っていただければと思います。よろしくお願いします!
次回5月21日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「車坂(くるまざか)」をお届けします。お楽しみに!
<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国23局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜 朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「AuDee(オーディー)」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:
http://www.jfn.jp/toj